オリンポスの女神は、何処に。2018年09月29日 18時36分



撮影らしい撮影をしないで、もう9月も終わりそう。

LX100で数枚撮影してたら、シミの様な像が見える。
F16まで絞ると、白い背景なら、バッチリ黒いモノが。
保証期限ギリギリで同じ現象が起きたけど、こりゃ、分解清掃しかない。

10月の末には、OM-D EM-1 MarkⅡの定期メンテが控えてるし
早めに綺麗にしておこう。

パナのレンズを買った店なら、やってくれるだろう。
たしか、あのあたりにあの店があったな・・・記憶に任せて歩く。

最近、グーグルマップを頼る様になったから、野生の感性いや方向感覚も怪しいぞ。
ちょっと迷いながら、なんとか見つけたあの店。

あれ、休業日だろうか。暖簾が掛かってない。
(写真は、イメージですw)

お店の前に張り紙がしてある・・・。
『店主の一身上の都合により、閉店致しました。
 尚、裏手に、メンテナンスサービスは、営業しております。』

なんだ、良かった、やってるじゃん。
少し先を行って、細い路地から裏手に回る。

長屋みたいな造りだから、ちょっと奥にいく感じ。
しばらくすると、潜り戸が・・・やってるんだろうか。

「いらっしゃいませ」
そこには、欧州系の美女がいた。なんと美麗な、ていうか、この件どこかで?

「あ・・・すいません、メンテやっていますよね?」
「はい、Ja!」
「おお、Ich bin gerettet.(助かります)」なんてグーグル翻訳便利なんだ。

LX100を出して、症状を説明する。
ズームレンズだから、ゴミがはいっちゃったんだよね。前にもこうなったし。

絶世の美女は、LX100をしばらく眺めてから、どうぞあちらへと促す。
そっちって、さっき回ってきた、玄関のほうじゃん? だったら、開けておいてよ。

真っ直ぐ行こうとして、美女に呼び止められる。
「お客様、あちらは、特別な方のエリアですわ。」ゑ、まだそうですの?

「こちらへ」すぐ脇の、階段を登っていく。
いや、すっタイルいいな。鼻の下を伸ばしながら、2階へ。

「あなた、お客様よ」と、2階に上がるなり、美女は奥に声を掛ける。
し、失礼しました。人妻とは。

「お、おおう、なんじゃ。お客か」聞き覚えのある声。
少し暗い部屋から、アタマには海賊縛りのタオルを付けた、作務衣姿の男性が。

「おお、よく来たな」 し、志熊老師?
「あなた、メンテナンスでいらっしゃったのよ」て、その説明じゃ伝わらないぞ。
「お、あとはこちらでやるよ、エル」そういうと、LX100を受け取る老師。

作務衣の左襟には「産地直送。福島一番」、右には見た事のある赤いバッジが輝いている。
え?志熊老師ですよね?

カウンターの上を見上げると、神棚の様な設えと「瑞光」と書かれたお札。
おなじ高さに、金色に輝く「観音」像が飾られている。

ど、どういう事?
「し、志熊老師ですよね?」
「うむ、いかにも。・・・おぬしと何処かで会ったかの?」目を細めて、こちらを見る老師。
「いや、レンズを私に売りつけたじゃないですか。そうそう、60mmF2.8ですよ。」
て、しゃべりながら、LX100をごそごそしてるぞ。聞いてるのかな?

首をグイと後に傾けながら、後に向かって叫ぶ
「デージー、お客じゃ、百式の掃除じゃ」
「は〜い」奥から、アニメ声。どっかで聞いたぞ。

「いらっしゃいませ、ご主人さまっ」あ、このパターンなつかしい。
「いや、ご主人さまじゃないけどな。センサーだと思うけど、ゴミがうつるんです」
「はい、わっかりました。定額修理だと13,000円ですっ」そ、そんなに。
「いや、清掃だけでいいんだけど、安くならないかな」
「開けて見ないとわっかりませんっ。でも、パーツ交換がなければ、3,000円ですっ」
「え、どこかに書いてあるの、それ」
「はい、規定料金です。詳しくはWebでっ」そうやって、指を↓動かすんじゃない。

まあ、前回ゴミが入った時は、保証期限ギリギリだったしな。
清掃だけで済むはずだけど、頼むしかないか。

「じゃ、できるだけ、簡単に。どの位掛かります?1週間?」
「こんなのは、朝飯前ですっ。すぐに」と百式、いやLX100を掴んで、奥へ引っ込む彼女。
あの子、15mmのパナライカを売ってた子だよな?

ふう、デージーさんに翻弄されたよ。
近くにあった、待合の椅子に腰掛ける。
前を見ると、カウンターの向こうで、老師がレンズを拭きふきしているぞ。

「志熊老師、ご無沙汰していますね」
「・・・・」返事なし。

「ろ、老師。お久し振りです」
「・・・お、いらっしゃい」く、喰えないな。
「さっき受付したじゃないですか」ボケてんな、ぜったい。
「いや、今夜の酒のつまみを考えておった」なんで、顔を赤らめますの。

そ、そういえば、前に会った時、こう言ってたよな・・・
『あの店には決して行ってはならぬ』と・・・あれ、お兄さんの方だったかな。

「なんで、このお店で働いてるんですか?」
「ん。働いておると? ここはワシの店じゃが?」え、お店。
「いや、ここ、前は『麗香のお店』でしたよね、近づいてはならないお店だと」

人に近づくなと言っておいて、自分の店だとぉ? どうなってんだ。
「ん・・・?」思い出した?
「そんな事言ったかいの?」やっぱりボケてるな。

「それより、さっきのアレ」え?アレって。
「はい。アレって?」
「よいおなごじゃろ」ああ、欧州系の美女。
「ありゃな、ワシのコレじゃ」こ、小指とは古典的な。

愕然としたけど、いったい何歳差なんだ。
屈強な親父だけど、そういう事かな?
「ゑ、ええ。さ、さすがですね、老師」言葉が見つからねー。

「婚約したんじゃよ、この店が潰れかかってるというんで、手伝ってたらな。
 そこで、ほだされて」また、顔赤らめますの、しかも遠くを見ながら。

「ま、そういう事じゃ」説明終わり?
「いや、その、ま・・・おめでとうございます」

「うむ、そうだ。おぬしの百式を綺麗にしている間
 手持ち無沙汰じゃろうから、裏庭でも、眺めてゆくがよいぞ」話題変えやがったな。

そう言うと、またグイと顎を上げて、さっき登ってきた階段とは違う、扉を示す。

「あ、はい。ありがとうございます。」
そうか、志熊老師もなかなかやるな。
そんな事を思いながら、階段を降りて、裏庭に。

そこには、透き通る様な水をたたえた小さな池。
日本庭園でもないけど、綺麗に手入れされた樹々が。

小径にそって進むと「遙拝所」と書かれた高札が。
なにかの神社だろう。
高貴な雰囲気だし、それなりのパワースポットだろうか。

手を合わせる。二礼二拍手で良いのだろうか。

静けさの中、鳥の鳴き声と伴に、飛び立つ音。

「今は、奥宮にいらっしゃいますわ・・・」ふと、女性の声が。
振り返ると、そこには巫女さんが。

「え、奥宮?」
「ええ。秋から冬にかけては、あの山の奥。湖の畔にある奥宮に遷座されているのです」
「そ、そうですか。ていうか、なんの神様ですか?」
「もちろん、瑞光の神様ですわ」

踵を返して、向こうの社務所らしき所に向かう彼女。黒い長い髪が美しい。
巫女ハンター協会所属のカメラマンとしては、後姿を収めたいが、残念。カメラがないや。

彼女について社務所まで。
「御朱印はどうされますか?」
「ご、御朱印?」そうか、神社なのかな。

「いや、朱印帳は持ち合わせがないから」
ふと見ると、白と赤の装束だが、「野口」って名札付いてないかい?

「後で御朱印帳に貼る形も用意しておりますわ」
「じゃ、それを。」
「それでは初穂料をお納めください」促されて、財布から小銭を出して渡す。

「「野口」さんですよね?以前、お会いした?」
「いえ、ノクチです。皆さん間違えるのです」登場人物全員集合だな。

「あ、すいません。前は違うお店で働いていたんじゃ」
自分の質問には答えず、筆に集中する彼女。

サラサラと硯から筆を移し「奉拝」と書きながら
「今はココで静かに待っているのです」と。

「時がくるのを」そう言いながら、朱印を小さな半紙に押してくれました。
一礼して、彼女は、奥へ消えてしまいます。

後ろ髪を引かれる思いですが、そろそろ、お店にもどります。
戻ると、老師とデージーさんが。

「百式、そうじ、終わりました〜」にこやかにカメラを渡してくれます。
はやっ。もうおわったの?

「あ、ありがとうございます。おいくらですか?」
「今日はお掃除だけなので、部品交換なし。3、000円で〜す。」
いや、早いし安くて助かったわ。

彼女のテンションはさておいて、老師に料金を支払う。
「うむ、また用があったら、来るが良いぞ」
百式いや、LX100を確認したら、店を後にします。

ちょっと振り返ると、デージーさんと老師が店に入るところでした。
背中には・・・えっ?
赤い字で、大きく「松下」って書いてます。ま、まつした?

いったいあの方、誰だったろうか。
もしかして、志熊老師の兄弟?

狐につままれたような気分で、帰路に。
そういえば、あの山の向こうって、あの湖・・・いや沼があったよな。あの女神がいた・・・。

慌てて先ほど頂いた御朱印を開く。

「奉拝 平成三十年九月三十日・・・」
そして、赤い朱印が・・
「高千穂峰・御凜蓮神社 来百周年」と書いてありました、とさ。


この話の殆どは、妄想とフィクションです。

それにしても、シグマ・ライカ・パナの発表は、ちょっと衝撃的でした。

いみじくも、あの志熊老師が近づいてはならないと言っていた「麗香(LEICA=ライカね)」
とのコラボ(爆)(ちなみにエルとはLマウントです(爆))

さらに、なんの発表も無い、我がオリンパス。

このカメラ業界、どうなっていくのでしょうね。


因みに・・・

LX100のゴミは実際あったお話し。
先週の24日(祝日・月)にWebで登録&配送。
なんと到着したその日、つまり25日(火)に清掃完了、そして返送。
私の元には、配送の関係もありましたが、26日(水)にカメラが届くという、神対応。

パナの修理サービスは、ヤマトも使っていますし、かなり効率よい印象でした。

オリのサービスセンター、日◎さんじゃ、ちょっと心元ないのよね。
来月末は、マーク2の延長保証による点検です。

ということで、長文失礼しました〜。

コメント

_ どこ。 ― 2018年09月30日 23時52分

LX100の清掃修理、メチャ早ですね。
オリの修理系の配送、ホントに日通は不便です。
時間指定や営業所受け取りなど、自由度が低いのも困ります。

そして、Lマウントアライアンス。
面白い組み合わせですね。突然、各社からフルサイズが発表され、
すごい争いが始まりそうな中、Lマウントアライアンスが
どういう賞品で、戦略でくるのか?楽しみですね。
僕は、フルサイズに行く予定も無いですが、
SIGMAは応援しているので、良い流れに乗って欲しいなと思います。

_ Kiyo ― 2018年10月01日 00時44分

凄い引き込まれるストーリーでした。
何度も、MOTOさんのblogだよなと、トップを見直してしまいました。

全て架空の話と思いました〜〜〜〜。

_ MOTO ― 2018年10月01日 22時41分

>どこ。さん
そうなんです、ズームレンズをハズしての清掃だと思うのですが
思いのほか早くてビックリしました。
オーナーズケアプラスも、窓口はイマイチだと思います。
そして、Lマウントアライアンス。
これを聞いたとき、ああネタになると思いましたよ。
志熊老師があの麗香と!
オリの何かを待ってるのですが、出ないのかな。

>kiyoさん
すいません、ほとんどが妄想です。
このシリーズ、前から読まないと分からないですよね(^_^;)

_ 時計好き ― 2018年10月03日 06時45分

久々にオリンポスの女神きましたね。
てっきり何かをお布施に新しい何かを賜ったのかと思いました(笑)

しかし例のハイエンド機の話も噂っきりですし、待つだけというのもなかなか焦れますね。
一方が賑々しくなってるだけに余計に。
まぁ...待てと言うなら待ちましょう(^^ゞ

松下さんの百式は対応早かったとのことで驚きですね。
あすこの修理部門への印象が変わったような気がします。

_ MOTO ― 2018年10月04日 20時34分

>時計好きさん
そうなんですよね、沼にレンズかカメラを取りに行く?時に
現れる女神様・・・この音沙汰無しでは、ネタが出来ません〜。

そうそう、パナの対応
修理ではありませんでしたが
分解清掃は中1日で返却。Webの登録も前回やってましたので
送って、戻って、着払い3000円+送料でしたから、
かなりスムースでしたよ。

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