Waltz for Debby ― 2016年04月24日 18時26分
てっきり、ほとんどスレを立ててない
「これだけは聞いておけ〜JAZZ〜」で、
てっきり紹介してるもんだと思ってました。
前回のウクレレ・レッスン。
数回続いた、陽水系の楽曲。
そろそろJAZZな曲に戻って欲しい頃。
そしたら、キヨシセンセ、言うにことかいてか
「『おもちゃのチャチャチャ』とかどうかな?」
いくらなんでも、気まぐれ過ぎます。
この教室でも、そろそろ7,8年経つんです。
「『ブンブンブン』とか?」
こころの中でも流石に『ヽ(`Д´)ノはあああっ?』と叫びましたよ。
これはダメだ。
ジャジーな「ブンブンブン」(蜂が飛ぶヤツ)ならいざ知らず
幼稚園か小学校唱歌レベルに戻りたくはありません。
半ば、強引に「JAZZの楽曲を」と、誘導します。
言わなきゃ「ブンブンブン」です。
ていうか、そこまで、我々のレベルは下がってるて事???
「JAZZかあ」と言いながら、手持ちの譜面をめくるセンセ。
「じゃあ、◎◎とか?」・・・・既にやった曲を言いはります...orz
しゃあないので、"UkuleleSweetJAZZ"にも掲載の「Waltz For Debby」を強引にリクエスト。
もう、ピアノトリオの演奏を聴くなら、まず最初に「これを聞け」という曲です。
皆の反応「・・・」し、知らないのか、Bill Evance(ビル・エヴァンス)!?
それでも構いません、もう、この楽曲に持っていきます。
「ブンブンブン」だけは、ゴメンです。
ということで、なんとか、次の課題は「Walz for Debby」になりました( ´ ▽ ` )ノ
ビル・エヴァンスが兄娘デビィのために書いたワルツだそう。
原曲を紹介しておきませう。
<Waltz for Debby Bill Evans Trio>
私の持ってるのは、Victorの出してる、逆輸入版 XRCD/紙ジャケ仕様。
ゾンアマだともう取扱がなくて、中古でも5000円位値が付いてますが
通常版なら、あの名演奏が1000円弱で買えます。
ピアノのエバンスに対し、ベースのラファエロ、ドラムスのポール・モチアンというトリオ。
NYの名門ジャズクラブ「ヴィレッジヴァンガード」での演奏・録音(1961年7月25日)で
ライブ感とインタープレイが感じられる、名盤です。
同日の録音である
「Sunday at the Village Vanguard」も素敵な1枚だけど
どちらを聴けと言われたら、間違い無く「Waltz for Debby」だと思う。
この録音の後、スコット・ラファエロは自動車事故で急逝。
後にも先にも、こんなすばらしい演奏は、再現できなくなった訳です。
タイトル名の「ワルツ・フォー・・」も良いけど、他の楽曲も素敵です。
間違い無く、ビル・エバンスを知るための1枚目と呼べるアルバムなのです。
ついでに・・・これより前、1959年の録音ですが、外せない1枚が
<Portrait in JAZZ Bill Evans Trio>
この中の、2曲目「枯葉(Take1)」は、インタープレイ炸裂で
ホントに、会話しているかの様に素晴らしい。
(個人的には、Sonny Clark Trio "Softly As In A Morning Sunrise”と双璧かな)
※ずいぶん前に、このCD、iTunesで音源を購入してたんだけど、
昨日、SACDを購入しちゃいました。どうせなら、音が良い方がという事で。
ということで、
エヴァンスを聴くなら、この3枚を聴け、でした。
<おまけ>
つい先日、幻の録音発見ということで、出たCDがこれ。
<SOME OTHER TIME>
流して聴くなら良いと思うけど、上の3枚には敵わないかな。
<おまけ2>
10月の小曽根さんのライブを予約。
クラシックとJAZZぽいコンサートになりそうだけど
そこでゲスト出演する「ゴンサロ・ルバルカバ(ピアニスト)」で検索。購入したのが、このCD。
<Nocturne>
ベースシストが、Charlie Haden(チャリー・ヘイデン)でした。ラテンなノリのジャジーな1枚♫
※Keith Jarrett(キース・ジャレット)との共演、「Jasmine」あり。JAZZの世界は、繋がってるのだ)
ということで、久々のJAZZのお話しでした。
アートの赤シャツ版 ― 2014年10月05日 21時57分
なんとなくハイレゾ音源を探していたら、こんなのを発見。
ゾンアマのレビューを信じて昨日ポチった一枚が(左のCD)届きました。
数年前に紹介していたCDは、右のもの。
Art Pepper meets The Rhythm Section ― 2006年05月21日
あれ、ジャケが違うというのは一目瞭然なんですが
同じ音源なのに、音圧、定位、クリア感がまったく違います。
1957年の録音なんですが、50年経つと著作権が消える。
つまり、違うレーベルから出された1枚という事なのですが
聞き比べると、同じ録音なの?という位、はっきり分かります。
さらに、この「赤シャツ版」ですが
「The Marty Paich Quartet Featuring Art Pepper」というもう一枚のアルバムも収録。
1粒で2度美味しい仕様です。
輸入盤で、ゾンアマ在庫ありの中古を確保しましたけど
このCDを買うなら、絶対こっちがお奨め・・でしょうね。
Bossa 3 CDs ― 2013年08月17日 17時02分
ウチの師匠が、月末に出ると言って伸び伸びになってる
ウクレレのボッサ譜面集。
JAZZも昔から聴くんですが
ウチでは、Bossa系も外せないジャンルです。
STAN GETZ PLAYS ― 2010年05月10日
このスレ↑でもちょっとだけ紹介していた↓
(画像がやたら、ちゃいちいw)
Getz/Gilberto
スタンゲッツがジルベルトと組んで作ったアルバムがこれ。
まあ、定番です。
紹介するのは、ちょっと前から、iTunesで「ウッシュリスト」に突っ込んでいて
最近ようやく買ったのが↓コレ。
2013年が、Getz/Gilberto が録音されてから50年と言う事で
まるごとカバーしたアルバムの様です。
1. イパネマの娘 土岐麻子(vo)
2. ドラリッシ 布施尚美(naomi & goro)(vo)
3. プラ・マシュカール・メウ・コラソン 細野晴臣(vo)
4. デサフィナード 坂本美雨(vo)
5. コルコヴァード カヒミ・カリィ(vo)
6. ソ・ダンソ・サンバ TOKU(vo)
7. オ・グランジ・アモール
ジャキス・モレレンバウム(cello) 坂本龍一(p) 鈴木正人(b) 伊藤ゴロー(g)
8. ヴィヴォ・ソニャンド 原田知世(vo)
9. イパネマの娘(日本語ヴァージョン) 沖樹莉亜(vo)
個人的には、土岐さんの、イパネマが、一番かな。
イパネマの日本語Verは、なんか間抜けな感じがします。
知世ちゃんがJAZZを歌うのは、意外な感じがしましたけどねw
演奏メンバー(菊地成孔、山下洋輔、細野晴臣、坂本龍一・・・)を見ても、錚々たるメンバーです。
これもなかなか良いアルバムでした。
で、最後の1枚。
本日、買い物に出かけたんですが、カミさんの目的のものが見つからず、意気消沈。
ついでに寄り道した、雑貨やさんで、聞こえてたCD。
なんかまどろっこしく歌ってるので、耳を傾けてると、どうやら、子供がBossaを歌ってる!
お店のレジ前で、店員に聞いたら、このCDでした(ていうか、販売してたw)
KIDS BOSSA Ola’ carioca
歌い手は Nina&Amanda Zulloとあるので、母子でしょうか?
サイトで後で調べると、この手の企画CDみたいですけど
Bossaのスタンダード満載で、なかなか良い出来です。
小さな女の子だと思いますが、たどたどしく歌うのは、聴いてる方も
最後まで歌えるのか?と、ドキドキしながら聴く訳なんですが
そこは大人のシンガーがきちんとバックアップしている感じが伝わってきます。
アイコンタクトしながら、マイクの前で合わせている感が、伝わってきて好感が持てます。
といっても早い言い回しのポルトガル語の歌詞が、時々、テンポに追いついてないのも(笑)。
同じ企画ばかりだと飽きそうですが
このCDは、買って正解でした。
ということで、真夏のBossaアルバム3枚でした。
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