10年下 発表会終了とソロ・リベンジ2010年11月28日 23時00分


今日は、今年2回目の発表会当日。

その前に、通常レッスン。
課題曲を通して、キヨシ先生が、まとまり強化の指導を付けて行きます。

先日のバザーの発表会もあったので
2ヶ月近く練習した曲もあり
「小さな世界」とか「大きな栗の木の下で」とかは、だいぶ合ってきました。


このクラスの女子で構成するメンバーで、発表会のソロ・自由演目で
「デイドリーム・ビリーバー」の参加を予定していて
急遽、歌担当に引きこまれたメンバーもいた様子ですが
そちらも、かなり前から練習していた様子です。

「みんなね、自由曲もどんどんやってね。」てな
いつものセリフもキヨシがつぶやいております。

レッスンは修了。あとは16時からの本番です。

前回は、お茶の水のWoodMagicに遊びに行っちゃったんで
ギリギリの到着になったのもあり、これは却下。

時間的に「どこか寄り道して紅葉の写真なぞ」を、てな余裕もなく
適当に、バーガーを昼食にして、会場のBlueDrag(ブルドラ)へ向かいます。

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ブルドラ到着。
あれ、1階に美容室なんかが入って、看板が3段に。
以前は地下のブルドラの看板しかなかったのに。

15時半になっても店が開かないので、キヨシの生徒の行列が・・・
「これ何の行列ですか?有名な方でも来るの?」
と通りかかったオバ様も聞いてくる始末。

まあ、知る人ぞ知る方が来るには違いないけどね。

20分くらい前に、ようやくお店も開けてもらい、中で場所確保。
前回は、真正面でカメラの画角が不足して苦労したんで
「ん、一番左にいきませう」と、左・中・右列の、左列を我がクラスは確保。

今回の参加メンバーは
ウチと同じ場所の、前の時間クラス。
キワヤさんのキヨシクラス。あとどこだっけ(;^_^A 

去年の今頃に比べたら、空席も若干あったから、だいたい40名くらいなのかな?
(去年末は、たしか5〜60名は入っていたカモ)

さて、16時過ぎに、キヨシ先生も到着。
いつものシートに、クラス名、メンバー、課題曲を書き込みます。

「名前はね、カタカナでかいてねえ〜。漢字よめませんからああ」とマイクで指示。

「それから、自由曲もドンドンやってくださいねえ。」
4小節だけやって帰ったという胆が座った方もいらっしゃったらしいですが・・・。

出番票を回収したら、「じゃあ、始める前に、ボクが前座をやろうね」と
キヨシのライブ開始です。

「そうねえ、何やろうかね。この頃、自分のレパートリーを(授業で)やったりしてるんで
 (出番票を見ながら)ね、かぶっちゃててね。だんだん自分のやるのがなくなっちゃって」

会場爆笑。MC飛ばしてます。

「こうやって見ると(めくりながら)ね「南国」も書いてるしなあ・・・「君住む街」でって
 やってますか?」

誰も何も言わないので、カメラ(E-P2)回しながら
MOTO:「先生っ、ぜ、前回やってますっ」
つい声が通るので、先生に聞こえちゃいました。(聞こえる様にしゃべってるともいふ)

キヨシ:「え、前回やってるの?」
MOTO:「はい」
キヨシ:「発表会で?」
MOTO:「ええ・・・(すかさず)『違うの』が聞きたいです〜」(会場爆笑)

キヨシ:「え、違うの聞きたいの?・・・何やってないの?」
私に聞くんですかい先生っ。

MOTO:「『およげ!たいやき君』は、ココでやってないです」
キヨシ:「じゃ、たいやき君、やります。ボサノババージョンで」(会場どよめき)

 
ということで、師匠の「たいやき君」スタート。
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格好いい〜す。

この後は、ショパン生誕200年の「ノクターン」
最後は、「バードランドの子守歌」という、
キヨシ節炸裂の前座でした。ああーいがった。

前座終了後は「さ、順番決めようね」と、近くにいた方に紙を引かせて、出番を決定。
我々チームは、2番目となりました。意外に早い番号ゲット。

さて、前のチームが終わって、いよいよ、ウチのクラス。

今回はAとBとに分けず、1チーム構成になっています。
9月、10月に入った新人さんもクラスに居り、保育園のバザーもあったので
分けられちゃたまらんってえのもあったので。

結局、今回参加できたのは、9名でした。
新人さんは、夏頃に入った1名のみ。後は、発表会経験者です。
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1曲目は「スカボロフェアー」
これは1stと2ndが分かれてるアンサンブルです。

初めて発表会に来た時に比べれば、団体戦なんて、だいぶ慣れました。

ミスもありましたけど、なんとか終了。
次の順番まで、他のクラスの演奏を聴いてドリンクを飲んだりしています。

発表会でいつも感じる事は、このご時世にウクレレなんて持てて、
日曜日のこんな時間に音楽をお酒でも飲みながら、楽しんでいると言う事実。
ここに来てる人は幸せだよな~と言う事。

各クラスの演奏は、キヨシ先生が基本的に、アレンジした楽曲。
知らない曲は、たぶんこれから我々も習う曲な訳です。

中にはスチールギターが入ってハワイ風になるクラスもあり
各クラスの特色が出ていて、非常におもしろいです。


さて、2巡目が来ました。

残りの曲は
「大きな栗の木の下で」(1〜4thパートのアンサンブル)
「リリー・マルレーン」(これは、ソロ・アレンジ)
そして最後が
「小さな世界(It's a small world)」(1st+2nd+伴奏)
です。

アンサンブルを弾いていると
相手のメロディや伴奏に合わせて行きます。

そのシンクロさせていく行為が、息を合わせる・気を合わせる事。
シンクロ率(エヴァかよ(笑))が上がる時、楽しい気分がブーストしてきます。

これが前のヤマハの先生がが言ってた
「人と合わせる事を学ぶ」てことかなって、最近思います。

相手の音、自分の音、お互いに良く聞いて合わせていくとなんだか、楽しい。

これは、1人でプレイしていたら味わえない。
そういう事も感じられるようになってきたのは、収穫です。

大きなミスは全体として無く、演奏が終わりました。よかったね。

他のクラスの団体演奏も、終了。

さて、ココからが、怒濤の個人演奏+選抜チームになります。

さて、ココまで読んで下さった皆様
去年のあの事件を憶えてらっしゃいますか?

キヨシ作曲の「ミズタマリ」をソロでやって、撃沈したことを。♪おぼえてい〜まっすか〜♪

この曲、YouTubeにもUPしてますが
当時、ガチガチの状態で、MCも一言もできず、
なんとか最後まで演奏しただけという、ジョー矢吹状態になった、アレです。

今年は、年回りで実は「八方塞がり」の年・・・らしかったです。
最近になって、気が付いたのは、近所の神社の前看板にでっかく「八方塞がり」と書いてあるぢゃん。
道理で、なんだか上手くいかんことも多かったか?と、運勢の所為にしかねぬ所ですが・・。

前回(6月)発表会もソロをやらず、今回も「ま、いいか」的に考えてました。情けない。

ただ、去年の目標は「人前で演奏すること」でした。
しかし、これ、実の所
「人前で、ちゃんと演奏すること」にレベルUPしてくハズなんですよね。

ソロをやろうかと思えば、去年のあの悲惨な自分が思い出され、ドキドキしてきます。
やべえ、あれ、トラウマになってるよ(´ヘ`;)

やる気半分、やらない気持ち半分。

そんな状態で、今日のレッスン時・・・
たまたま隣りに座った、A嬢。
ミズタマリの伴奏を、以前から、ポロポロ弾いてたりすることもあり、今日もそれ。

前のブログに書いたけど「Mizutamari」て曲は、
夏に2回だけ、授業でやったんです。
(私は、2年半前から練習してるので暗譜ズミですっ)

この時に、憶えた伴奏を、彼女は繰り返し練習してました。
レッスン前の待機時間とか、これを反復してるのは見てたんですわ。
ま、曲が「ミズタマリ」なんで、どうしても反応してしまう訳。

Dm7とかdimが入るので、実は伴奏の方が、コードの押さえがキツイんです。
私は、正直、どっち選ぶと言われたら、間違い無く、通常のメロディ・ライン。

隣りから聞こえてきた、ミズタマリの伴奏に
自分も暇だった(レッスン中だぞ)ので、メロディをちょい合わせてみました。

すると、前の列に座ってたPさんが、
「それ、絶対やんなよ!。音が合うから、やるべきっ!」と力説します。

A嬢も「船酔いしちゃうから」とか
こっちも「1回も合わせてないしねえ」とか、言い訳モード。
じゃ3人でとかと言う話もあったんですが
Pさんは、他のチームの応援もある、て理由から「やんなさい」と背中を押す始末。

うーむ。どうすべ。
「伴奏?やれる?」
「まあ、メロディについてきます」
てな具合で、出場決定。しかし、音合わせなし(自爆)。


・・・とこんな遣り取りが実はあったんですが

この合わせた事のない「ミズタマリ」の順番は(て出ることになった訳、結局)
意外に早く廻ってきました。ソロ演奏の2,3番目くらい。

ま、やるべ。
1人より、2人、3人となった方が、ステージは楽に決まってます。

発表会が始まる前に、これだけ伝えて置きました。

「最初の1小節目。2弦2→3、この後から伴奏いれて」
「後はお互い、合わせて行く」
「最後のAメロで、自分はスライド入れるけど辞める方が良い?」←「いや、入れても大丈夫」
「自分は、最後の3020でアルペジオ入れたあと、5020になるから、そこで
 最後合わせて、じゃ=んて感じ」

これだけです。
時間もなく、ほとんど合わた練習してません。ホントかよ。

さあ、ステージが始まりました。
今回は、私MCにも挑戦です。

去年のジョー矢吹状態だったこと。
ソロだとキツイから、道連れを呼んだこと。
この曲は、授業で2回やっただけ。A嬢とは1回も合わせてないこと
てな感じでやりました。

ソコソコ笑いも取れたし、いいぞ。その調子だ。

元々、仕事柄もあって、人前プレゼンは当たり前。
会社内の講師の仕事もやるんで、2〜30名の前の説明なんて、やれる子なんです、私。
(まあ、それは、その業務に自信があるからなんですけどねえ)

MCはなんとかクリアしました。

いちむら先生の
「ライブ上達100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集」
読んでおいてよかったよ(爆)

さあ、これからが本番です。

あの1人でボロボロだった「ミズタマリ」を、サポート付きで奏でます。

最初の音を出したら、もう止められません。
去年は3回やり直しました。今回はそんな事は許せません。


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伴奏が始まりました。
音を右耳で良く聞いて、自分の運指にも注意を払います。
若干音が出なくても、テンポを乱さないよう留意します。

Aメロ完了、Bメロに入ります。
伴奏も、セーハコードが入るから、大変なハズですが
向こうは余裕でやってます。さすが、ピアニストは違うぜ。

Bメロのクライマックスが終了し、再びAメロ。
そして、最後のフレーズに、2回、スライドを入れます。
これは、先生のDVDの「ミズタマリ」演奏からパクって練習してた奴です。

なんとか音はミスせず、でました。

アルベジオに入り、最後に、合わせて、じゃら〜ん♪

終わりました。

会場からも、やんやの拍手も頂けましたっ。
クラスの連中にも、迎えられ、ハッピーな気分。

Pさんからも「自分の壁を越えたじゃん」と言ってもらえました。

実は、自分の壁じゃなくて、
自分で、壁の前に、も1つ壁をこしらえてしまってたんですよね。
今回は、伴奏してくれたA嬢が、助け船を出してくれたから越えただけで
向こうには、自分の壁が、まだあるんですわ。

こちらのメロディに合わせてくれてた、伴奏、さすがです。
ホントに感謝。


もう、これで自分の演奏は終わりなんで、後は気楽なものです、ふふ〜ん。

この後、ウチのクラスの選抜女子メンバーの
『デイドリーム・ビリーバー」
Jakeコピーの大好きなA君の「Me and Shelly T」など
団体戦しか出てなかった、我がクラスも、いろんな事に挑戦できるようになりました。
2年は短いようで、長いのですね。


キヨシ先生からも
『「ミズタマリ」よかったよ。あとでも1回やってもらおうか』
と嬉しいお言葉ももらえました。

まあ、キヨシは、人の演奏を悪く言わないもんなあと思いながら
先生や他の教室の方にも、「ミズタマリ」の違う形を見せられた気もします(笑)。

あんまり、メロディ+伴奏で演奏した姿って、他で自分も見た事ないものねえ。

最後は「りんごの木の下」でを全員で演奏して、全てのプログラムが完了。お疲れ様でした。

我がクラスでも

白くなった人
演奏が止まった人
楽しかった人
熱を出してこれなかった人

などいましたが、次の発表会は来年。
また、がんばりましょう。


発表会終了後は、有志のみの、飲み会。
ホントは、保育園バザーの打ち上げもココでやりたかったのだけど
メンバーが半分しかこれず、残念。

また別途やりますかねえ。

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ちなみに、2つのテーブルで
最初は、キヨシ先生はこちらにいました。
ええ、私の隣りです。
いや、空いてたから。・・・・向こうから来たんだってばっ。

後半、向こうのテーブルに行ってしまいましたが
こちらのテーブルが時間もあり、先に失礼する際には
(女子がたくさんいましたので?)帰りの挨拶にも来てくれました。

なんか、キヨシ先生
『酔っぱらった小さいおじいちゃん』見たいだったよ(爆<<失礼〜)


と言うわけで、
今回は、これでおしまい。

次回、果たして、ソロ・オンリーでトライできるのでせうか?