京都日記 2010_0326_0022010年04月09日 22時00分

苔の道
EP-2+M.ZD14-42mm  ISO400 F5.6  S1/30

狭井神社に向かう参道は
三輪山の周辺を廻る道。
この苔むした岩壁の向こうは、神域です。


EP-2+M.ZD14-42mm F3.5-5.6

TVでは、今田◎司や勝ちゃんが、手をかざして
「ビンビンくる」と言ってた場所がココ。

ワタクシは、あんまり感じません(自爆)
カミさんは、手のひらがピリピリ来るらしいです。

ま、基本的に鈍感なんですが
この空気感はやはり凄いです。

で、そっちより、苔と言ったらズミなんでレンズ交換(爆)。


EP-2+LEICA D SUMMILUX 25 mm ISO400 F4 S1/80

思った程、14-42mmって絞れば悪くないじゃん?

でも、ズミのMFアシストを入れると、
レンズ側の反応が強すぎて、ピントリングを触ってないのに
ちょっとカメラを動かすだけで、拡大表示してしまう(´ヘ`;)
これじゃ、鬱陶しい・・・。で、またレンズは戻した。


さて、「狭井神社」に参りました。

こちらは、同じ御祭神ですが「荒魂(あらみたま)」が
祀られています。同じ神様なのに、違う訳です。

(伊勢)神宮でも同じで、皇大神宮の裏手には
天照大神の「荒魂」が祀られていますです。

こちらは、万病に御利益があるご神水が湧き出る場所。
でもね、ペットボトルで、というのは、どうなんでしょう。


さらに、この拝殿の横手から、実は神域たる三輪山に
登れるルートがあります。時間制限・行動制限などが
決められております。

御朱印を頂いている社務所の前で、
これから登らんとする、家族連れが。

ちょっと俗っぽい(失礼)神主さんが
口をすっぱくして、その家長(最近言わないね)たる
お父さんに説明しております。

「飲食は禁止。写真撮影も禁止です。かならず◎時までに
 下山してください。まずは、あそこでお祓いをして・・・」

・・・・ゑ?

私も黙って見ておりましたが
カミさんは、なにやら、向こうを見て怒っている様子。

拝殿前の大幣が置いてある場所。
神社に行くと見れる、白木にふさふさした紙などが
ある、お祓いに使う道具です。あれが大幣(おおぬさ)。

走ってきた、子供が、騒々しく、兄弟や
親御さんに対し、祓いの真似事をしています。

よくよく見てると、これから、イザ登らんとする方たちが
その大幣を使って、なんと『自分たち』で祓ってます(超爆)。


な、なんじゃありゃ。

静岡浅間神社の奥殿特別参拝でさえ(といっちゃいけないが)
きちんとした神職さんが、祓いの行為をしてくれます。
やって頂くとわかるんですが(フラシーボ効果?)
頭の上のオーラがクリーンになった気がします。ホント。

さらに、神道は左がメインですから
左から祓うのが作法のハズ。
あれじゃ、ホコリを落としてる姿だよ(´ヘ`;)


これから御神体=神の体内(胎内)に入るというのに
なんたる簡素化。しかも昨日からの雨で、参道もぐちゃぐちゃ
のハズ。この神社の歴史から見れば、この山は
神職か、あるいは、きちんと『禊ぎ』をした者のみが
入れる場所ではなかろうか?

それを、こんな商業主義?に従って、易々と人を入れるとは。

水はともかく、手荷物検査はすべきです。
トイレすらない場所です。子供が我慢できなくなったら
何をさせてるかわかりません。おっさんもしかり。

家族の記念撮影だってするでしょう、大好きな携帯で。

愕然としました。
うーん。自分的には、もう結界があって
容易に入れる場所でもありません。
いくら霊的に鈍感でも、その位は感じます。
ていうか、畏れ多い。

(後になってカミさんが
「行きたいって言うとは思ってなかったけど、
 もし『登りたい』て言うなら『辞めよう』というつもり
 だった」と告白。
 自分はいずれにせよ、「畏れ多くて登れない」と言ったハズです。)

守らなければならないモノは、きちんと守るべし。
目に見えないものは、見に行ってはならないのです。
畏れは、恐れではありません。
それすら分からぬ、今の躾・教育にも疑問。
話がそれました。



複雑な気持ちで、狭井神社を後にしました。


さて、本来計画では「橿原神宮」に行く予定でした。
でも、なんだかそんな気になりません。

狭井神社をでた所に「東海自然歩道」の看板と
「元伊勢」の文字が・・・

元伊勢ってなに?

どうやら、伊勢神宮に「天照大神」を祀る前に
この三輪の地に、祀られていた時期があった様子。
(後で調べたら、そうだった。興味がある方は
 Wikiとかしらべて)

で、三輪山の裾野を、自然歩道に従い、行くことに。


この辺は、全部EP-2+M.ZD14-42mm F3.5-5.6で。


里山らしき所には、桜の樹が。











ああ、これで青空ならば・・・。











ここは石畳ですが、かなりぬかるんでいる所もあり。
だいぶ雨が降っていたんですね。




大和の村人(オドリコソウ)にも遭遇。



自然道から、山間の田畑に抜けると、
目の前に鳥居がありました。



つづく・・・

コメント

_ のり~ん ― 2010年04月10日 20時41分

これは「山の辺の道」を歩いたことになっちゃってるんですかね?
とても歩いている感じ。
橿原神宮は、どちらにしても無理だったかもですね~(゚Д゚;)
奈良は中心部(東大寺のところ)以外はけっこう離れているから、レンタカーで回るほうが行きやすいかもしれないですね。

話はかわるけど、神道のくだりは、もう見ているほうが怖いですわ。
そんな適当で大丈夫なのかしら?神主さん(; ̄ー ̄A
書いてることとしていることがアンバランスすぎて怖い。
子供は無邪気だから余計なものはもらわないでしょうが、大人は・・・・ですわ( ゜д゜ ;)

_ MOTO ― 2010年04月10日 21時26分

そうです「山の辺の道」です。
大神〜桧原さんまで20分て書いてありましたが
ネットで距離を見ても2kmくらいなんですが、
起伏があるんで、結構掛かります。写真も撮ってるしね。

三輪山のくだりでしょ。
高尾山登るのと訳が違います、たぶん。
私は、観光で行く所ではないと思います。

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