Oihata 弦交換 ― 2025年02月09日 12時00分
私のウクレレ、Oihata製は2台ありまして
1台は昔よく通ったウクレレ店のオリジナル版。
(コア材のランクが少し低い、お店のオリジナル)
もう1台は、もう13年前に製作して頂いたオーダー品。
シリアル147号。
どちらもギヤペグなんですが、金&黒仕様。
何故か147号のペグだけが、突然サビが出てしまいました。
保管場所も同じ。147号はレッスンに持ち出しているのですが
冬ですし乾燥している時期でもあるのに
気がついたらこんな感じに・・・

ね、酷いですよね。ブツブツしていて汚いです。
清掃を兼ねて久々の弦交換に。

下手な錆落としも心配なので
楽器屋さんで手に入れたのがコレ。

ナトリウムと防腐剤が成分みたいですが
劇的に落ちる訳ではありません。
表面の大きなザラっとしたサビは落とせました。

オレンジオイルで拭いて、ボディ・指板の汚れも落としました。


交換すると音のボリュームも大きくクリアに。
弦、傷んでいた事に気がつきます。メンテが足りないな。

Low-G弦は、久々にAquilaの銅巻き弦を。
製造中止になりましたので、手持ちは2本のみ。
9ヶ月使ったモノを取ってあったので、再利用しました。
弦から外れそうですけど、大丈夫かしら。
久々に弦交換。 ― 2022年01月03日 17時01分
ギターの弦の交換、いつやったかな?と遡ってみたら
なんと20年の10月以来やってませんでした(^_^;)
ボサノバギターのレッスンは、ワークショップ形式なので不定期。
某感染症の影響もあって、19年の秋からスタートしたものの
実質中抜けの期間がトータル1年近くあり
折角スタートしたのに、やや盛り下がっていたのも事実。
ギター購入から1年経って弦交換したのが、20年10月なので1年以上経過。
もはや交換手順を忘れる程に。
当時動画も撮ったはずが、消してしまった様なので
ブックマークしていた動画を参考に、再トライしました。
ブリッジ側の結び方は、アコギと同じ(ブリッジピンじゃないタイプ)。
ウクレレもこのやり方にしてるので間違えないんけど、備忘録のため、撮影。
前回はやらなかった。ブリッジ下側の傷防止の養生を実施。
これ、アコギじゃなきゃいらない気がするんですが・・・。
(ボサギはナイロン弦(1〜3)。アコギは鉄弦ですから、切り飛ばした時の養生かな?)
スロッテッド・ヘッドなんで、弦の巻き方を忘れちゃう。
1弦と6弦は、軸の上を弦が通過してから、下から穴を通し、弦を上げて
外に向かって弦をくぐらせて、コマを穴に入れてから、巻き巻き。
輪っかを通した弦が、ペグを回して下から延びるの弦に押さえ込まれる形に、ヘッド外側に巻く。
2,3,4,5弦は、軸の上の弦が通過してから、下から穴を通し。弦を上げて
逆に、内に向かって弦をくぐらせて、コマを穴に入れてから、巻き巻き。
輪っかを通した弦が、ペグを回して下から延びるの弦に押さえ込まれる形に、ヘッド中央側に巻く。
言葉で書くと、ほんと分かりにくい。
自分でも動画を撮ってみたけど、自分の手が邪魔で弦が隠れてしまう。
解説してくれる動画は、いろいろなやり方がありますが、スロッテッドは手間ですねえ。
ボサギ6本の弦交換とギターの清掃(オレンジオイル)を合わせると、小一時間はすぐに過ぎます。
1〜3弦は、ダダリオ・EJ-45。
4〜6弦は、オーガスティンの赤パッケージ。
(今回は、4弦はちゃんとオーガスティンで張りました)
ようやく、ボサギが終了。
今度は、ウクレレの方に。
・・・あれ、オイハタの三女、2年位、弦替えてなかったよぉ((;゚Д゚))
こちらは手慣れたモノなので、掃除を入れて20分位で完了。
1〜3弦はOihataさんにお願いして組合わせて購入したストックから・・・
1弦:0.0244 → Oihata Light Gauge 4弦のGを 1弦のAに。
2弦:0.0259 ← Oihata Mediumと同じ
3弦:0.0291 → Oihata Light Gauge 3弦のC と同じ
で、
4弦:Low-G(今回は、オーガスティンの黒パッケージの4弦=D弦)
としました。どちらも音がクリアになって、久々に新しい弦の音に変わりました。
<おまけ>
以前、チェックしてもらった、Oihataボディの下側のクラック。
塗装面だけだと思うのだけど、乾燥のためか、ちょっと目立つかな。
そろそろ、オーバーホールも考えたいと思います。
Oihata メンテナンスの旅 ― 2017年12月16日 12時00分
オイハタ3女である、現在の愛機(ウクレレの事ね)。
早いもので、製作して頂いてから、もう5年です。
練習不足なので、当の本人はヘタなままですが
ウクレレそのものは良い音が鳴っているものの
だいぶ傷も入ってきています。
9月のカフェライブで、シンダー床に落下させた事もあり
メンテも兼ねて、実家に帰らせる事に。
ルシアの尾伊端さんに事前に写真を送り、相談。

まず、塗装の割れ。
落下時に出来たか不明ですが、ボディ周辺のチェックをお願いしました。


スクラッチ傷がそれなりに入っていますが、
写真を送ったら、綺麗な方だとのコメントあり。

指板、オレンジオイルだけだと綺麗にならないので、これも。
あと、PU(MiSi=マイサイ)のケーブルが
やはり、1弦と2弦の開放弦などに、共振します。
これも徹底的にやって頂く事を依頼。
プチプチで厳重に梱包して、北海道は函館にGO!

到着後、やはり塗装のやり直しは不要。
もっとダメになってからやるべきとのコメント。
私もそう考えていましたので
1)ボディチェック
2)指板のバリ取り
3)PUケーブルの完全な制振
をお願いしました。
ケーブルはアンカーなど考えるという事でしたが
表板などは避ける方向での検討。
2日で作業が完了。
木曜発送で、土曜日到着。
結果、発送〜メンテ〜到着まで1週間で完了しました。
帰ってきました。

ビニールは塗装に悪いとの事で
ケース内は、ウエスで保護して
全体はクッション材で梱包と完璧な配慮。
ケースを開けると、綺麗になった愛機が入っています。

バフをかけてくれた様子で
スクラッチの傷が完全に無くなっていました!!
綺麗なコアの虎目が鮮やかになっています。

PUのケーブルは、サイドにフックを設けて迂回。
ケーブルのビビリ=金属音はほぼ解消。
もともとこの機体の音質もあるかもしれません。
指板もフレットのバリがなくなり、ピカピカに。




これからも、大事に使っていきます。

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