避暑して参りました その22012年07月26日 15時00分

霧ヶ峰
霧ヶ峰
OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

ビーナスラインに向かい、山を登ってきました。
時間も時間なので、美ヶ原までは無理だし
以前、グライダーを撮影した、霧ヶ峰へ。

前は、徒歩で高原まで昇ったんですが
たまたま、こちらから回ったら、冬はスキー場になる
リフトを見つけちゃいました。

往復なんと、350円。
チケットを買って、スキーを履かずに、リフトへ。
なんか、変な感じ。

緑と青い空が、まるでペイントの様。

風を感じながら、リフトから写真や動画撮影・・・

ふと、向こうから、小学生の少年。
ファインダー越しに目が合うと・・・
「こんちわー」
挨拶してくれたので、カミさんともども挨拶。
あの位の子は、まだ無邪気でかわいいね。

いつもカメラ持ってるとオヂさんに声掛けられるけど
今日は小学生に声を掛けてもらえたよ(´ヘ`;)


小学生、夏休みをゆく
OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

秋の空とは違った、真夏の天空に来ました。


E-5+ZD ED 8mm Fisheye


E-5+ZD ED 8mm Fisheye


E-5+ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm SWD
長玉は、あまり活躍せず・・・荷物になった.....orz

おお、こんな所に一輪だけ、菖蒲系が!?

ノハナショウブ
E-5+ZD ED 50mmMacro

なにせ一輪です。これに集中して撮影。
と・・・

ノハナショウブとセセリチョウ(あるいはイチモンジセセリ?)
E-5+ZD ED 50mmMacro

おお、高原に蝶が乱舞してる。
折角の長玉を活用だ!

たぶん、タテハチョウ(ヒョウモン系?)

E-5+ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm SWD



E-5+ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm SWD


ハクサンフウロ
E-5+ZD ED 50mmMacro

おお、はじめて、ニッコウキスゲ撮影!

タイトルは・・・

「おう、停まってかない?」
E-5+ZD ED 50mmMacro

萎れた花が、スカーフ風でイカしてるでしょ。

ということで、駐車場に戻りました。


OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

カメラ2台体勢は、大変です。


さて、いつものホテルに到着です。
リニューアルて言っても、共用部分がほとんどで
部屋自体は、いつもの感じでした。

外装とか、お風呂とか、そうした部分を改修したみたい。
まあ、創業25年ですから、大規模修繕だったのですね。

私たちが来るようになったのは、たしか06年頃からですから
もう6年くらいのお付き合いですかね。

年に2度ほどこちらに来ます。
だいたいは、冬かGWか、9月。
7月末に来られたのは初めてです。



E-5+ZD ED 12-60mmSWD

夜の食事が始まります。

レストラン・マネジャーのITさんが古参のスタッフなので
メールで行く事は連絡しておりました。

予約いっぱいの18:30の食事だったのですが
幸い、これまでの食事時間をチェックしてくれて
ITさんが、事前に食事の時間をセットしてくれていた様子。
助かりました♫

グラスワインしか頼まないので、ホテルの経営的には
大変申し訳ないんですが、今日も、おまかせの「ピノ」。

前回は、通常料金だったのもあり?
ブルゴーニュの「ルネ 07」を出して頂いたのですが
今回のお任せは「北海道のピノ」。

いつぞやか出して頂いたものですが
酸味や香りなどは、前より主張が強くなっていました。


OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

シェフが交代してから、1年経ちます。
料理の味も、新しいシェフの主張が強くなってきたかな。


OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

食事の後、サービスで「星をみるツアー」らしきものが
あるとのことで、近くの牧場まで連れて行ってくれるハズでした。

PM9時前になり、部屋に連絡があり、玄関まで降りて行くと
いつもレストランで(というか数年前のスタフ入れ替わりから)
給仕している、歳取ったミッキー・ロークとマギー司郎を
足して2で割った(どんなん)おじさまが。

ミッキー(我が家での通称)が
「今日は星はダメですね。ホタル、見に行きましょう」
ていいます。空は、曇ってしまっています。昼は晴れたのになあ。
山の天気は変わりやすいんですね。

マイクロバスを回してくると、お客はウチだけ。
尋ねると
「睡魔と酔いに勝てないお客様でしたので」との事。脱落者め。

暗闇のワインディングロードを。イニシャルD風に飛ばします。
結構、ミッキー、雲助です。

しばらく、下ると、横道に。
森の中をワシワシ進みます。ホント、真っ暗。

ちょっとした広場に出たら、Uターン。
「車を停めます」ていうんですが、岩に乗り上げて
車がガシガシ揺れます。
「失礼、お怪我はありませんか?」て、ここだけ紳士(爆)。

「ゲンジやヘイケと違い、ヒメボタルという種類です。
 ゲンジなどは群れて舞いますが、ヒメボタルは
 単独で、LEDが消えかかった様に見えます。」

「そこの小屋で、記帳して下さい」と言われて、記載。

「では、見に行きます」と、ほぼ真っ暗闇の森へ。

震災時に購入した、ミニLEDライトは持ってきましたけど
ホントに暗い。

最近、老眼にはなっていませんが
鳥目?ていうくらい、苦手になってきています。
野生の勘もどこへやら。やはり歳なのか((;゚Д゚))ガクガクブルブル

その割には、ミッキーずんずん、前に進んで行きます。

「湿度は60%位ですね、蒸します。」てな事を言ってます。
意外にワイルダーだな。

「シカも近くに来るので、生態系が荒らされるんです」
とか解説しつつ「お、いました」と指を差します。
て、全然見えない。

と・・・・

ほのかに、小さな小さなあかりが、すーと移動しています。
点滅しながら、移動している風です。
ゲンジホタルの緑と違いってケルビンが高い白いあかりです。

「あ、向こうの左側にもいますね」すごいぞ、ミッキー。

OM-Dを一応は用意してきたんです。
星撮影用です、もちろん。三脚も完備です。

星も撮影は実は、未経験。
月は良く撮りますが、あれとは訳が違います。

いちおうMFにして、ライブTIMEモードで、と。

しかし、ホタル撮影は想定外です(´ヘ`;)

と・・・
「これならどうですか?」
ミッキーの手先から、緑の一筋の光が放たれます。
おお、神よ〜
じゃなくて、なんとLEDポインタです!!
真っ暗なので、点光源が無いと、MFすら合わせられないんです。
たぶん、星の撮影で、慣れていると見ました。や、やるな。

その光源で、AFを活用し+MFでなんとか無限遠にピンを合わせて
ヤケクソに、数枚10秒露光で、撮影。果たして撮れるのか?

肉眼では、なんとか、LED点滅移動が見れます。

すると、ザザザーと雨が。
OM-Dは、防滴ですから良いのですが、撤収となりました。


数枚撮影した中、数打ちゃ当たる的な1枚がこれ。



なんと、ホタルらしき光源が撮れていました。

撤収前に、ミッキーが一言。
「むむ、シカが近くまで来ていますね」
たしかに、動物園の臭いがします。シカなのか。

「え、全然わかんない」てなのが、カミさん。

ということで、レストランとは違う、ミッキーを見直した所で
蓼科の夜は更けていくのでした。

明日に、つづく。

避暑して参りました その32012年07月27日 07時00分

ホテルにて

こういう場所だと
なんとなく、早く目が覚めたりして
普段「会社にいぎだくない〜」てウダウダしているのが、ウソの様。

ということで、湖畔まで散歩にでかけます。
ウグイスがこの季節まで鳴いている、白樺の林です。



OM-D EM-5+M.ZD45mm


OM-D EM-5+M.ZD45mm

いや、このレンズ、画角は狭いけど
やはり、撮りやすいし、写りがイイレンズだなあと実感。



OM-D EM-5+M.ZD45mm


OM-D EM-5+M.ZD45mm


OM-D EM-5+M.ZD45mm

レンズを戻して、散策。


OM-D EM-5+M.ZD12-50mm


シシウド
OM-D EM-5+M.ZD12-50mm



ノアザミ
OM-D EM-5+M.ZD12-50mm



哀愁のスワンボート
OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

はい、虫の苦手な人は、数行飛ばして・・・
赤とんぼですよ・・・



一足お先の赤とんぼ
OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

ここの湿地には、高山植物がいろいろ咲いてますが
いつも9月だと、ほとんど枯れているんですよね。
今回は、7月でしたけど、少なめ。
8月が旬なのでしょうか?

そろそろ、小腹が空いてきましたので、ホテルへ。



OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

ホテル前には、紫陽花の姿が。



OM-D EM-5+M.ZD12-50mm



OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

ホテルに到着。

植栽には、ラベンダーも。


OM-D EM-5+M.ZD12-50mm

部屋に戻ってから、食事へ。
予算的に、コストを抑えた感は否めませんが
まあ、しかたないのかな、そういうご時世です。


OM-D EM-5+M.ZD12-50mm


食事を終えて、しばらくしたら、チェックアウト。
旅もそろそろ、終盤です。

つづく・・・

避暑して参りました その42012年07月27日 10時00分

ペーター

チェックアウトしたら
蓼科山の尾根をスズラン峠沿いに南下。

最近、良い道ができてきていて
冬にも八ヶ岳を撮影したポイントを通過。

その途中で、地元の野菜が買える大型販売所へ。
高原野菜など、都内のスーパーじゃ味わえないものを確保。

蓼科湖の方に、戻り
某番組で紹介されてた時に、お店の風貌を見て
一発で、場所がわかった、上の写真のお店へ。

レストランを経営するお店なのですが
ここは、燻製されたベーコンなどを販売するお店。

入ると、ソーセージからベーコンまで
味がだんだん濃くなる順番で、試食もさせてくれます。

ギュロス・ソーセージとベーコンを確保!



1本のベーコンだけは、冷凍して保存。
帰宅した日に、これ食べたけど、ここのベーコンはヤバイね。
スーパーのが食べられなくなるほど美味です。
炙っただけでも、ワインのつまみになる、ドイツのうまさ。

通販もやっているみたいなので、後でまた購入するかも。


さて、最後は、諏訪大社・本宮へ。
いつもは北東(北参道)の離れた、広い駐車場に置くのだけど
平日で、空いているとにらんで、東南側のPへ。

そもそも、このお社は、この東南の鳥居が正式な入り口。
(ここからは、全部、カメラは、OM-Dです。)
つまりこの鳥居の正面が、表参道なわけ。




鳥居をくぐると、布橋門。
大祝(おおほうり)と呼ばれる、古来の神の使いとされる
人物が、ここを通る際は、布を敷いたとされる、橋状の回廊。


この回廊が、一度、北西にまで延びて
向こうまで行くと、社殿への入り口。
また、東南に戻って来て、拝殿ていう不思議な作り。


彫り物の龍神。



この季節は、緑が美しい。

森の中に降り注ぐ、夏の日射しを感じながら
半年ぶりに、参拝させて頂きました。



勅願殿



堀重門


最後は、45mmで、手水舎を。




祈祷殿の御印



神楽殿の大太鼓(白)


ぐるりと回って、参拝は終了。

ふと、鳥居の前に、小洒落た建物があります。
なんだろう。

こちらに車を置いたのは、もうずいぶん前ですから
完全に見逃していたのか?



日東光学ショールーム・金子茶房

先ほど、お茶している方がいましたが
今はだれも居ません。

恐る恐る中に入って、声を掛けると
紅茶屋風のお姉様が。

やはり喫茶ができる、お店でした。

下は、風が抜ける、吹き抜けた感じ
2階は、冷房がある様子なので、2階へ。


なんとこんなお店が、大社の真ん前にあったとは。



メニューを見せて頂きましたが
アイスコーヒーのつもりが
どうも、アイスティーが売り物の様子。

だって、紅茶系でソーダ?てどんなん?て思いますやん。
ミント系が入ったアイスティーをカミさんとオーダー。


エンジ色のシロップに、ソーダを注ぐと
新しい味の、アイスティに((;゚Д゚))ガクガクブルブル

これは、ちょっと体験したことなかったです。

小さなシロップの追加がついていて、2杯楽しめました。

ゆったりさせて頂いた後、階下へ。

精算を済ませて、尋ねてみると
「新国立劇場を設計された、柳澤孝彦先生の設計です。」との事。

うむ、やはり、普通の設計じゃないよね。
納得しながら、1階も撮影。

こんな素敵な空間が、諏訪大社前にあるなんて
知らなかったな。

日東光学さんの建物でもあるらしけど
設計者の先生とのご関係は不明。

ただ、ちょっと調べると、柳澤先生は、松本市のご出身なのですね。
いいもの、見せて頂きました。



ということで、2日間でしたけど、避暑地満喫できました。

お疲れ様でした。