Oihata FX!2013年01月03日 13時30分


FX=Fighter eXperimental、F-X =次期主力戦闘機(爆)

このウクレレのスレです。

2013レレ謹賀新年

oihataウクレレに出会って、約3年になろうとしています。

2010年にST-1という、オイハタ・ウクレレとしては
一応「廉価版」と言われるシリーズの、ソプラノレレをWoodMagicさんで購入。
その音に一目(一耳)惚れでした。

ただノーマルネックだったので、演奏に難儀が。
やはり・・「ロングネック」が欲しい。

その次の年、2011年に、ST-1_LNとして出た子を、またWMで購入。

過去のブログにもUPしましたが、ちょっとジャジャ馬な所がありましたので
弦高や弦のテンションで悩んだウクレレですが、現在の主力ウクレレになっています。

中低音が厚いですが、高音をオイハタ弦が綺麗に鳴らしてくれる
バランスの取れた「オイハタサウンド」(笑)。
クラシックでいえば、ちょっとビオラな感じ(レレ仲間命名)。

なので、次もレレを買うなら「オイハタ」と考えていました。
WMさんには、不定期ながら、STシリーズも入って来ますので
連絡を頂くと、お店で試奏させてもらったりして。

去年の4月にはST-2というコンサートモデルも入って来ていたのですが
コンサート(=スケールはSOPロングネックと同じ。ボディやや大)や
テナーになると大きさもともかく、低音寄りになる音でもありますし
私には、好みの音は「ソプラノ」という結論に。

WM店長にも
「(お店からのオーダーでもいいけど)希望を伝えたいなら、オーダーされては?」
ともおっしゃって貰っていました。

ただね。
ウクレレ7年目にして、この腕前(´ヘ`;)
まだまだ「オーダー」なんて「10年早いんだよっ〜」て言われそな感じ。

ただ道具は、お金を出しさえすれば
カメラ同様、買えちゃうのも事実(爆)。
腕前も購入できると助かるんですが(再爆)。

4月末には、オイハタさんにもメールなどで、ちょっとした相談していたのですが
5月は税金・・・
6月は車の車検・・・大勢の諭吉さんたちが消えていきます。
こりゃ、ちょっと「今は無理ぃ」な状態。
(ただし、こっちはオウチの予算。ウクレレ買うならもちろん自分のヘソくり・・・)

おまけに
2011年の10月からのマンション理●会の業務をガンバリ過ぎたので(^_^;
もうそれどころでも無し。という状態が9月まで続いてました。

そんな最中でも、妄想だけは進行中。
キヨシ師匠の「Naturel」も素敵なウクレレですが
やはり同じメーカーもどうかなというのもあり
もんもんとしながら、夏まで。

ただ、もうね
あの理●会業務は相当ストレスでね。
もう、自分に「ご褒美していいんじゃないか」と。そんな気分になってました。

ということで、下手な横好きなウクレレではあるのだけど
自分へのご褒美&今後のやる気UP(言い訳)の為に、水面下で動き出したのが8月。

去年と今年の某茄子の分をまるごと残していたのと
月々に残したヘソも なんとか費用も確保できる雰囲気。
自宅には費用面で、迷惑掛けないのが条件。


今回、ここで晒すのは、まあ「オーダーするとこんな感じ」という事と
また、Oihataウクレレのブログ宣伝部長(勝手に命名)として、紹介しますっ。
(グーグル検索したら、私のブログ、"Oihata ST-1"で結構ヒットします(笑))

8月くらいから「9月にはこの理●会業務も終わるっ」と自分を叱咤しながら
ルシアの尾伊端さんとメールでやりとり開始。

まずは基本ベースとして、ソプラノのロングネック。

ST-1_LNを使ってますから、ボディサイズとスケールとかは同じに。
ウクレレを入れ替えても、演奏に支障がないことを優先。

ただ、普通のソプラノボディだと違いもなく、どうかとも・・・。

ということで、メールの文章だけだと分かりにくいので
下手なPhotoShop(EL)のワザで、画像も作成しやりとり。

①が現在のST-1_LNに、ポジションをいじったもの。
キヨシ先生の横浜ライブ時の黒い子のポジション・マークがこんな十字系。

②都内の方が作られていたカッタウエイの画像を拝借して
 ①に重ねて、カッタウエイのイメージを掴むために作成。なかなかでしょ。

  製作頂くなら、今とは違う形にという方向へ。

000

③ヘッドにコアをいれるかエボニーにするか、悩んだのがこれ。

④試行錯誤、尾伊端さんからのアドバイスなんかも含めて、ポジションマーク変更。

⑥は思い切って、ポジションまで無くしちゃったらの案。
(じつは今持ってるST-1_LNに黒い紙を貼って試奏。意外に弾けたんだけどね)

ということで、⑤の雰囲気に検討するまで、約1か月。

さすがにMOTOの名前は入れません。恥ずかしいし。プロじゃないんでね。
シンプル且つ、小洒落た雰囲気をめざします。
尾伊端さん曰わく「クールに仕上げる」てな感じ。


9月の総会も終わり、晴れてオーダーと相成りました。
1年間、長かったぁ。
見積もりも最終確認して、いよいよ9月20日頃から製作開始です。

オイハタといえば、強烈なカーリー・コアということで
材料もここは奢って、マスタークラスを選択。

ただ、ソプラノという事で、選べる材はある程度絞られてしまいます。
テナーの大きさと違って、端材が出てしまうからです。

コアもマスタークラスになると貴重な存在。
テナーであれば、というかテナーの費用まで出せれば
コアの選択肢も、もう少し増えたかもしれません。

あまり黒みやサップがなく、カーリーが細かい材を希望し
尾伊端さんのお奨めもあり、この材料に。

マスターコア
はい、これで材料が決定。サイドとヘッドは別の材料に。

口輪がないと寂しいので、これも入れてもらう事に( ´ ▽ ` )ノ
インレイ
コアをカットして表板ができたら、最初にインレイ作業なんですね。これが9月26日。


ブレーシング
9月28日には、もうボディにブレーシングが。作業早っ。

グイグイ作業が進み、10月1日にはボディ完成!
ボディ完成
この勢いじゃ、もう完成?

この後、ポジションとジョイント位置とか
指板処理とか、メールで散々打合せ。

実は完成まで、一度も尾伊端さんと電話などで会話していないという(爆)。
ある意味、究極の通販。なにしろ函館と東京ですんで(笑)。

こちらの疑問には丁寧 に答えて頂き、納得するまでやりとり。

ボディが完成すると、磨きに入る訳ですが、ここからが実は長いんです。
ラッカーを吹いて、磨く。この繰り返し。

途中、尾伊端さんの上京(商談)とか、いろいろあったご様子なんですが
コアの模様が、いよいよ出てきます。

これ、凄いでしょ。
ポリッシュ開始
10月13日。

さらに仕上げていくと
ラッカーフィニシュは、ここまでに到達。
最終工程
11月19日。


最後にブリッジを圧着して、完成へ。


セットアップ


11月23日、完成致しました。製作期間約2か月強。打合せから約4か月。
私にとっては、3本目のオイハタ・ウクレレです。


ウクレレは「増える楽器」と言われますが
1本増えては1本ドナドナとしていますので
基本的に本数は増えていません。

最初のオイハタ(ST-1)は、ロングネックでなかったのもあり、WMさんでドナドナ。
幸い、オイハタフリークの方に購入頂いたそうです。

数年経つと、ウクレレに対しても「好み」が変わって来ました。
好みが「オイハタ」寄りになってきたとも言えます。

果たして、この子を弾き倒せる実力を付けられるのか?
それは、私次第です(爆)。

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