Neotech 切断の決断?2012年10月14日 14時00分


10月になりました。
いよいよ、5年目のレッスンスタートです。

本日は、Kuさんはお休み。
ご不幸があり、その整理などあるとの連絡。
いろいろ大変です、落ち着いたら来て下さいね。

ということで、レッスン30分前に到着しても
しばらく1人状態。

なので、JAZZ本から落としてみた、音符→TAB譜面を、弾いてみたりして。
メロディは、それなりになるのだけど、アレンジは・・・。
コードをいれて、それらしくしたいのですが、これはテクニックが必要。
気長に、自分で、トライしてみたいんですが、果たして。

5分ほど前になり、続々と皆さん到着。先月末よりは集まりが良いね。
気が付いたら、待合室の席が、珍しく、空きが無い状態。
まるで、病院の待合室か(爆)。

授業の入替で、前のクラスが出てきました。
前回姿が見えなかった、「発表会の時に声を掛けてくれた」バンジョーマスターの
オジサマが、向こうから会釈をしてくださいました。
この間は、ありがとうございました・・・と心で思いつつ、無言で会釈(笑)。

ぞろぞろと、クラスの入替・・・
と、Λ嬢が「センセ、新しいウクレレですね?」とめざとく指摘。

ほ、ホントだ。
先日、名古屋に出向いていたから、また、メーカーのNのものか?

よくよく見ると「TD」と大きく文字が入っています。
ヘッドには滴のマークで「KK」とイニシャルが・・・。

そ、そのレレは・・・と、戸田ギター((;゚Д゚))
調べても、サイトすら無いのですよね。
滋賀県 ルシアだそうですけど、いつの間に。

ポロポロ弾いている、その音色。
マホにしては、ずいぶん甘い雰囲気。
材が気になります。素材そのままの柄が目立ちます。

素直にセンセに聞いてみます。
「ん、これ? マンゴー」

私もKALAのテナーはマンゴーです。
KALAがもっさりした音なんですが
マンゴーが甘い感じの音という事はわかります。

しかし、いつもの黒弦+LowGですが、良い音を奏でています。
(どこぞのメーカーで、一度も持ってこなかったレレもあるくらいです。
 今回は、お気に召したと見える・・・。)

ウクレレの形も奇抜です。ドロップ型のカッタウエイ。
「ん、これね。柿の種みたいだって言われたんだけど(爆)・・・
 テーマは「滴」なんだ」

空とか水とか好きなフレーズの先生らしい、滴ウクレレです。

さて、クラスの入替が終わりました。
振り向く(気が付く)と、思いの外、生徒 が。本日は出席者が多いです。

「あ、ダークマターくんも、いつの間にいる!」と
Λ嬢改め、Λ婦人(爆)が言います。

彼女は、先週ご結婚され、人妻になられたのです。←字面がエロイですねえ。
もうお嬢さんじゃないので、婦人と称しましょう(再爆)。

そんな事を、聞こえる様に言いますので
「ダークマター君なんて、いうんぢゃないっ」て小さい声で注意しておきます。
ホント、ブログならまだしも、私を陥れるんじゃないぞ(´ヘ`;)。

向こう側の席には、
7子嬢の横を、母親が付き添うようにPiさんが。ある意味微笑ましいが
完全なワンツーマンディフェンス。
さては、今日も、ウクレレを教え込む気だな。

ほぼフルメンバーが揃ったところで
「マイ ・フェイバリット・シングス」の続きです。

前回は、前半の1stと2ndをやりました。
前回来ていない方もいるので、譜面を配布し直し。

メロディの注意事項と
実は難儀な、バッキングパートの解説。

B♭→E♭→B♭→E♭→Am7(♭5)→D7の転換が慣れるまで大変。
ここも運指を何を使うかを考えないと、スムーズに運びません。
だれだ、この曲やりたくないって言っていた奴。勉強になるだろ〜。

また、後半も解説。
最後の最後に、10フレセーハと、9フレセーハが前後に入りつつ
ミュートカッティングが入る部分も。

しかし、先生。
そりゃプロだからわかってるんだけど
なんで、いとも簡単に、あの部分が綺麗にクリアに音がでるのが、ホント凄い。

そんなこんなで、通しで、今度はメロディとバッキングに別れて演奏。
だいたい、これで、一通り完了。

ホント、進み具合が早いです。
「ん、次回は、もうまとめかな」てな具合で、レッスンは終了。

おつかれさまでした。

さて、クラスが終わり・・・
mikoさんから「相談があります」との事。

なぬ、このオヂ様に、恋の相談だとな?
そりは、少ない経験値で、最大限にお答えしなければ・・・と覚悟を決めると
「す、ストラップの長さが調整できませんっ」とな。(実はメールで聞いていたw)

実は、発表会の日。
2本入荷するハズの、YKさんとmikoさんのストラップが
WM店には1つしか入荷せず、それをmikoさんが手に入れた次第。

『WMで弦交換か、自分自身でやるか?』と言っていた話なのですが
どうやら、自分で弦交換をやり、その時にストラップを付けた様子です。
そこまでは、良し。えらいぞ。

はてさて?
「ヘッドの所の部分が変なんです。」え、ゑ???

Neotech Head

このストラップは、こういう風に、ヘッドに付けます。
この輪っかの横の、樹脂のリングが取れていました。

「ん?これどうしたの?」

ヒヤリングすると、どうやら、この写真で言う、ネックに入る輪っか(右)でなく
樹脂リングの外側の輪っか(左側)に、ネックを通したらしい。まじでえ?

なので・・・結果的に、樹脂のリングが、外に向かい・・・外れた。

「お・・・。そうかよ」これは想定ガイ。
これは、弦を外さないと調整できません。

しばし考えて・・・
「弦交換は次の機会にしたいから、まず、この樹脂のリングの代わりに
 自宅に帰ったら、糸か何かで括っちゃいなさい」と指示。

「いいかい。この 樹脂のリングは捨てちゃだめだぞ」とも指示。
O型の思いきりの良さが災いするといけません。捨てるなよ。

さて・・・次は・・・
ストラップの長さの調整です。

これ、かなりローカルなネタです。
そもそも、ウクレレで、このNeotechのストラップを使ってる人、皆無でしょう。

ですが、YKさんがストラップ を入手したら、また悩むハズ。

また、どこぞの誰かが検索してくれるカモしれません。
同士よ、悩むな。
先人が、道を示そうぞ。

以前、ブログにも記載しています。

このストラップ。USA製で、なかなか悪くはないのですが
アホな作りなのか、調整ができません(´ヘ`;)。

そのためには、私も1年位放って置いたのですが、一部を切断するしかないのです。

Neotech まるめると

こんな風にして、長さを調整していましたが・・・いまひとつ。
なんで、オイハタに使ってるストラップは、切断した次第。

どうやったかは、後で解説しますが
mikoさんのストラップは、まだ買ったまんま。

なので、私の肩当て部分を、向こうのレレに取り付けて、調整実験。

まあ、ストラップの長さを調整したり
そのついでに、「親指の位置の相談」とか「演奏する音が小さい?」相談とか
果てには、「弦がビビル」相談まで。

想像するには・・・

レレの固定が甘い(場合がある)
そのため、親指のネック裏の支えが甘い??
さらに、親指の押しつけが弱くなり、今度は弦を押さえている指が
ストロークの最後 の最後に、僅かに浮く・・・・→これで弦がビビル??
てな感じを受けましたが、果たして合っている のか?

まあ、偉そうに言っても
ソロで撃沈する我が演奏です。
人様に偉そうな事を、ご指導できる立場ではございません。
ただ、人によっては、悩む道・・・。

私も、ウクレレのポジション、固定には、すんごく悩んだクチなので
気持ちはすごくわかりますし、なんとか解決のお手伝いをしたい。

まあ、いろいろ、意見を言ったんですが、かえって混乱させてしまったカモ。ゴメンね。

「とにかく、まずは、ストラップの長さを調整しよっ」て事になりました。

んで、以下、Neotechのストラップの切断方法です。

Neotech 001

このストラップは、3つのパーツに別れます。
上は、ネックに輪っかで引っ掛ける所。
下は、ストラップピン(あるいはPUの穴の金具)に付ける所。
真ん中が、肩当てとその前後にジョイントです。

上 写真は、真ん中のパーツの端。

この真ん中のパーツの前後に、カメラのストラップ風に黒いきしめん状のヒモが。

なぜか、上の写真を見ればわかりますが、縫い付けられています。
これが、ダメ。

本体でなく、裏に回っている、この縫い付けの手前を斬ります。

Neotech 002
チャキーン。「また、下らぬものを斬ってしまった」・・・。

Neotech 003

すると、この樹脂のリングから外せる状態になります。
でも、なんだか汚いです。

んで、この縫い付けた残りの部分から、右を切断。

後は・・・

Neotech 004


Neotech 005

あとは、カメラのストラップと同じです。
オリンパスのカメラの説明書には、ストラップの通し方まで載ってるけど、それと同じ。


ということで「恋の相談」ではありませんでしたが(再爆)
ウクレレは、真面目にやれば、演奏以外にも、また悩むモノ。

年末には、YKさんも入れると、ストラップ3兄弟になる予定です。
はてさて、どうなりますか?

※本ストラップの調整は、あくまで、ご自身の判断と責任で対応くださいませ。
 これは調整方法の1つの例です。
 まあ、オマエの所為だって言われても、知らんけどなっ。

 メーカーも推奨も何もしておりません。
 ていうか、屈強な米国人なら、調整しないで、丁度良い長さなんだろうね。