リフレッシュ!2012年09月10日 10時00分

夏の富士

とりあえず、発表会とMションのお役目完了。
怒濤の数日を過ごしましたので、本日はお休みをもらいました。

1年間の御礼参りと、リフレッシュを兼ねて、富士まで参る事に。


河口湖を抜けて、道の駅へ。
夏の富士の男性的な黒い姿が、快晴の空に見えます。



ここで、カミさんの作ったおにぎりで朝食を。
気温は、掲示板を見ると、22度。
ああ、もうね、暑いのはいいですよね(´ヘ`;)


西富士道路を南下して、富士宮へ。

3月以来の、富士山本宮浅間大社です。







戌の日なので、妊婦さんや赤ちゃん連れの参拝者が多いです。



一年間のケジメの意味も含めて、拝殿参拝をお願いしました。
願い事じゃなくて「神恩感謝」としました。



4組同時に参拝。
3組は、安産祈願でした。
残るウチだけが、「神恩感謝」(笑)。

神職さんの祝詞を聞いていると
自分達の所だけ内容が違います。

静かに頭を垂れ、祝詞に耳を澄ませ、聞き入ります。
この一年を思い返すと、心が洗われる思いがしました。
ケジメとして、来て良かった。そう思います。




拝殿に上がると、すごく分かるのですが
拝殿前に、お賽銭箱があるのです。
ここで、一般参拝をしているのですが
拝殿の中にいると、ここの雑音が、ものすごく飛び込んできます。

軽い(1円か?)賽銭を投げ入れる音(投げちゃだめです)。
馬鹿笑いや姦しい笑い声、雑談。

この雑多なものは、音魂となって、拝殿を抜け
正面にある神鏡まで届くと思ったら、ぞっとしました。

これじゃ、お願いしても、通じないんじゃないの? と。

相手は、姿が見えなくとも、大いなる存在です。
そこに、頭を垂れて、手を合わせ、拝する行為をしているハズ。

しかし、拝殿に上がっていると、後方からはそれを感じません。
すべての方ではありません。
一部の方なのですが、何しに来ているのだろうと思います。

普通の人(私)が、神と賽銭箱の間に居ても、感じるのです。

このおかげで、少々、集中力が欠けましたが
祝詞がはじまり、そこに集中することで、雑念が消えました。

参拝後は、隣りの湧玉池へ。




年間を通じて、約10℃のこの清流は
鴨たちの「流れるプール」状態でしたw。














境内を再び抜け、本宮を後にします。

さて、お昼は・・・続きます。

レストラン・ビオスで食事♪2012年09月10日 12時30分

夏の富士 その2

本宮参拝の後は、食事へ。
3年前から行きたかった、ビオファーム松木さんの
レストラン・ビオスへ。

数年前に、浅間神社にほど近い「ビオデリ」で
松木さんご本人にもお目に掛かった事もあり
また、野菜通販でも、ここの有機野菜のファンであります。

今回は、ご褒美小旅行。
月曜という事もあり、予約もすんなり取れた次第。

林道に近い裏街道を、ひたすら登ります。
ゴルフ場を抜け、山間部の農場地帯を行くと
ビオスの「ちっちゃい」看板を見つけました。
(河口湖方面から来る方が、来やすい様子です)



到着すると、車を確認したのか
お店から給仕姿の女性が、誘導してくださいます。
一流ホテルの様相です。

車を停め、カミさんが先行して、先に入っていくと・・・
「お待ちしておりました」と松木オーナーの姿が。

以前お会いした時はデリカテッセン屋のオヤジさん風(爆)
でしたが、今日はビシっとスーツを決めた、給仕長です。

「本日は、お客様が少ないので、ほぼ貸し切り状態ですよ」
とテーブルに案内されました。

しばし、松木さんと歓談。

以前、お目に掛かった事、ビオデリのお話しなどをしました。

松木さんですが、身のこなし、所作、対応はどれも洗練されていて
さすが「タイユヴァン・ロプション」で第一給仕長を務めていた
事があると認識。洗練されています。正直、格好いい。

ビオデリは、家庭料理風ですが、ビオス(レストラン)は
やはり、一流ホテル風の扱いと感じました。

食事は、軽めのテロワールのコース。

お酒が飲めないので(車です)、お奨めを聞くと
有機ジュース(ぶどう)をペリエで割ったものを出して頂きました。



静かな店内。



畑の向こうに、富士山。
畑は、26カ所程度、分散されているそう。

テロワールのはじまり・・・




ヴィシソワーズ (ジャガイモの冷たいポタージュ)


モロヘイヤとヒラタケ 富士の鶏の温泉卵
3年物ニジマスのミ・キュ

途中、松木さんが、テーブルにいらっしゃり
「申し訳ありませんが、これから出かけなければなりません。
 ゆっくりしていってください」と挨拶してくださいました。

(後で聞くと、講演会だそうです。)
細かいところまで、配慮された対応。
もう一度お目にかかれ、良かったです。



エトッフェ(蒸し煮)した初秋野菜





玉ネギのグラッセ バルサミコ風味 萬幻豚肩ロースのグリエ



「本日のデザートです」と
給仕のお兄さんが持って来たお盆がコレ。

「へ?」てな感じですが、食材を見せた趣向です。
カミさんは、和風のデザート。
私は、ジュレとソルベになる、マクワウリにしました。



和風のデザート。


マクワウリのソルベとジュレ。



最後はエスプレッソ。


素敵な2時間を過ごす事ができました。


帰りがけに、開店前に、電話して取り置いてもらっていた
ジャガイモ・レッドムーンを受け取り、帰路へ。

久しぶりに、リフレッシュできた思いです。



ということで、おしまい。