おもしろい、しかし強烈2006年03月10日 19時08分

世にも不思議な中国人
題名:「世にも不思議な中国人」
出版:ワニブックス 著者:五十嵐らん  定価:952円+税

中国人というと私の人生に関わった方といったら
中国武術の老師(10年以上。でも現在ワタクシ休会中?!)
会社の同僚(同じ課で5年ほど。上海に行ったが戻ってきてる)
会社の部下(新人が来たと思ったら、中国人(爆)1年間。)
かみさんの会社の同僚(帰化したようだが、国元ではお嬢さん)
くらい・・・。
一般の日本人に比べたら、接触度合いは多いのか少ないのか?

志を持った中国の方は、日本だと非常にバイタリティがあると思う。
B型中心国家(や、血液型を全面的に肯定する訳ではないけど
統計学的に見ても、その傾向は絶対あると思う。中国はB型が
多いらしい。だから、人なつっこいがルールが無い(爆)。
日本人はご存じA型が多い。だから、和とか規則を守る。
アメリカはO型が多い。だから議論好きの味方は大切派・・・
あ、話し逸れたね。)育ちの、コミュニケーション能力の高さで、
いつのまにか仲間に入っているところが、すごいと思っていた。

この本、さすが現地にいってるだけあって、そんな生易しいもん
じゃない、生粋の中国人の方々の生態で満ちあふれています。
魔大陸中国で、彼らと渡り合う著者の、母性を通り越して
男気さえ感じる態度、すごいです。男前とも言えます(しつれい)。

10年ほど前北京に仕事にいきましたが、その交通事情の悪さ、
酷いものでした。走る凶器=車、自転車、人で溢れる道路。
らん先生も「猿並ドライバーに凶器をもたせるな!」書いてます。

数年前、通勤電車で遭遇した、ちょっと小粋(だったか?)な
中国小姐の腕の付け根から見えたワキ○(ガじゃないよ)の
謎もやっと解けました。

先日、上海から帰って何故か実習中の老朋友との会話
「来週、休暇をとることにしたです。」
「ああー休暇取りたいって言ってたよね。」
「ちょうど、ハハが入院するんで、それもあるですよ」
「あーそうなの。大変だよね」
「もう、上海にいる(駐在している)間に言ってくれれば
 いいですよ。こっちに戻ってきてから言うですから」
「えっ、なんで?」
「だって、会社の車とか使えるですよ。」
おおお、お前もか!
その秘密も、この本でわかります。

我が会社の工場も、魔大陸中国にあります。
幸い?ワタクシ今の業務は国内向けの仕事ですので
いいのですが、どうなるかわかったもんではありません。

でも、この本を読んで、ますます中国の
「田舎」にはいけなくなりました。
だって、トイレがすごいらしいですから〜〜〜〜。
ジャカジャン♪(なんでギター侍?)