天皇誕生日です2010年12月23日 17時44分

新天皇論

近くの電気屋のおもちゃコーナーに
使わないゲームソフトを売り飛ばしに行ったら
レジに凄い行列。

「ん?・・・はっ!((;゚Д゚))」
最近の子供はサンタに頼まず
親と一緒に買いに来るんですね、プレゼント。

でもね
今日は、クリスマス・イヴ・イヴじゃないですよ。
天皇誕生日でございます。

まあ、積ん読状態ですが
コレがでてました。

「天皇論」「昭和天皇論」に続く、第参弾。

冬休みに読めるかな?

ウクレレ弦 これだけは知っておけ その壱2010年12月23日 17時48分


いや、まあ、そう大げさなもんじゃないんですが・・・

先日、保育園発表会の自主練中に
比較的「弦交換をしたことない、あるいは経験が少ない人」向けに
資料を作ったんです。まあ、余計なお節介なんですけどね。

てことで、ブログ用に、転用(笑)。

まあ、取りあえずUPしてみます。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

1.弦交換は、どうする。

 過去のワタクシのブログをさらってください。

 これは、ギタータイプのもの

 これが写真も比較的、綺麗だとおもふ。

 こちらは、引っ掛ける所が、ピンタイプのもの。

 他にもあるけど、カテゴリー『ウクレレ弦」を見て。


2.ウクレレ弦の予備知識

1)High-G(ハイジー)とは

 通常、ウクレレのチューニング(調律)は、
 4弦(G)3弦(C)2弦(E)1弦(A)。「はなこさ〜ん」的な音色。


 弦の太さは、
 細い方から、1弦(A)、4弦(G)、2弦(E)、3弦(C)となる。
 
2)Low-G(ロージー)って何?

 4弦(G)を1オクターブ下げることで、音域を広げるのが、
 Low-G(ロージー。老爺ではない×)となる。

 G音が低いので、大人の響きに・・・ギターぽい雰囲気になります。
 「のぼるく〜ん」というらしいが不明。

 弦の太さは、
 細い方から1弦(A)、2弦(E)、3弦(C)、4弦(Low−G)となる。

 ギターと同様、アルミなどの金属の巻き弦になっているものが多し。
 感触が違うので、キュキュ音がする場合もあり。

 この4弦Gが太いため、ウクレレによっては、4弦の溝に入らない(´ヘ`;)
 諦めるか、ナットの溝を削るか、新しいウクレレを買うこと。


3) 弦の交換
 替えない人は、ずっと替えない様子だが、年にせめて1度くらいは替えましょう。

 練習を沢山する人は、3ヶ月に1度くらい?

 弦の素材によっては、ささくれて来るので、そうしたら寿命。
 (特に、アクイラ弦は 痛み易い)

 Low-Gの巻き弦(金属)は錆びたりするので、さらに寿命は短い。


4) 弦の替え方

 ウクレレ女子は、彼氏に弦交換を憶えさせる。

 彼氏がいない人は、
 ウクレレ男子を捕まえるか、お店でやるか、最後は自力で。


 男は、自分でやれ。

 自分でトライしたい方は、上に掲載の、リンクを見てね ♪



3.ウクレレ弦の種類

 一般的にナイロン素材が多し。


 素材を替えることにより、音の響き、延びやウクレレ素材との相性が変わる。


 レレの素材が、コア(ハワイアンコア)、マホガニー、メイプル、スプルースと
 多岐にわたるが、弦との組み合わせを考えると、無限に答えはある。

 なので、
 人が良いといっても、自分のウクレレに合う訳じゃないので、実験あるのみ。


<<ウクレレ弦 代表的なもの? を載せる>>

  ただし、超私的な意見なので鵜呑みにしてはいけません。
  使用上の注意を良く読んで、自分でお試しを・・・


ウクレレのボディサイズ・素材・構造により
ウクレレと弦の組み合わせは、無限にあります。
自分のウクレレに合った、さらに自分の好みの音を目指すのです。


f

『フェイマス』

 たぶんフェイマス・ウクレレには、
 デフォルトで付いてるんじゃないかと推察。

 フェイマス・ウクレレも、この弦も使った事がないので、不明だが
 ハワイ製のお土産とか、雑なウクレレを買うなら、フェイマスが良いはず。
 素材はナイロン。(白もあるらしい)


 フェイマス自体、クラスのメンバーが使っているが
 音が多く、ハッキリしている。
 明瞭な、スタンダードなウクレレというスタンスはわかる。



ghs

『ghs』

 レレ弦の中では、スタンダードな部類と思う。

 キヨシ先生の1〜3弦は、このghs弦とのこと。

 ほどよく柔らかいので、ストロークにも(キヨシ先生の奏法からの好みにも と推察)

 (ちなみに、キヨシのLow-Gは、キワヤのLow-G弦と聞く。ちょっと灰色な巻き弦。)




gw

『ghsの白弦』(ダークシルバーのパッケージ)

調べると、アメリカンチューニング。
ということは、一般的なハワイアンチューニング(High-G)だと、
テンションが下がる事になる。フェイマスに張った感じも、柔らかい。

初心者あるいは、柔らかい弦が好みなら、使ってみる手はあるかも。




hiro

『Hiro』

 ハワイ産?ウクレレ弦なので、フラガール柄か?
 ghsよりやや堅めな気がするが、ハワイ製ウクレレには
 よく付いてくるように思える。
 
 当初のコアロハ、Gストリングも、これだった記憶が。(日本製 T’sさんもコレと聞く)
 これもナイロン(デュポン製:実はカマカやghsと同様らしいが加工が違う)。

 私の初めて買ったハワイ製レレはGストのスタンダード。
 柔らかすぎず、硬すぎずという感じではある。


worth

『ワース弦』

 釣り糸の素材のフロロカーボンを、ウクレレ弦にした
 フロロ・メジャー弦。
 
 フロロっていうと、これが思い浮かぶ人も多いハズ。

 クリアなCシリーズと、茶色のBシリーズがある。
 クリアの方が、キラキラ感が強く、茶色の方が、メロウな音色 と思う。
 
 フロロ全般に言えると思うが、鳴りの悪いウクレレが改善されるケースあり。

 Cシリーズの方が、やや堅めな感触の気がする。
 ワースクリエーションのサイトに行けば、組み合わせ・太さ一覧が見られる。

 ちなみにLow-G弦でも、ツルツルとした、フロロ弦。
 つまり、巻き弦ではないので、巻き弦が嫌いな方には、このチョイス。


dada

『ダダリオ』

 ナイロン弦だが、もともとクラシックギター弦メーカー。

 ジェイク・シマブクロの弦で有名になったが、
 彼の使うJ71は死ぬほどテンションが高い。
 
 J53とか、いろいろ型番があり。



a

『Aquila(アクイラ、アキラ、アキーラ どれがホントなんだ)』

 昔は、本物のガット(動物の腸)を使っていたものを、人工的に再現した素材。

 真っ白な弦なので「そうめん」とか呼ばれる場合がある。

 カニレア、ア・ヌエヌエ、以前のKALAなど、
これを付けて出荷するメーカー多し。
 音はサスティーン(伸び)が良く、低音が比較的出ると思う。

 が、どのウクレレにつけても、アクイラの音になっちゃう(爆)。
 
 イタリア製。
 
 ラテンのお国柄か、品質の一貫性に弱さが見られる?
 ロットで買うと相当、ばらつく様子を聞く。

 悪い弦じゃないと思うけど、好みがハッキリと分かれると思います。
 
 ちなみに、私のカニレア・KALAは、以前まで張っていました。



or

『オルカス』

  黒いフロロカーボン。コアロハに付けていた事あり。
  フロロは音が大きくなる傾向があるが、
  元々音の大きいコアロハだと、爆風に近い音が出てた(ちょっとウソ)。
  
  ワースよりは、キラキラ感は少ないが
  ワースのブラウンよりは、メロウではない。

  やや堅めだったかな。
  ワースのクリアより、コアロハには、私は好みでした。

  コアロハの売却と伴に、最近は使用せず。



oihata

★★★『オイハタ』

   北海道でウクレレ製作をする、尾伊端氏プロデュースの弦。
   フロロカーボン製。

   ワースなどのフロロ弦よりも、キンキンした感じはなく伸びが良いと思う。

   オイハタ・ウクレレには、もちろんコレで出荷されるが
   扱っている店は少ない。オイハタサイトからも買える。

   ちなみに、私のオイハタST-1はもちろん
   カニレア・ロングネックも、現在はコレ。

   オイハタに張ると、煌びやかなトーンが美しい音色。
   カニレア・ロングネックだと、中低音の性質から、やや高音が出る様になった。

   現在ワタクシのイチオシ弦。・・・ま、好みですよ、好み。



WM

★『WoodMagicプロデュース・フロロ弦』

   フロロカーボン製。
   お茶の水のウクレレ店:WoodMagicプロデュースの弦。

   裏話を聞くと、いろいろなメーカーから、ようやく決められた様子だ。

   フロロにしては、柔らかめのテンションなので、

   初心者にもやさしいと想像。

   ワースクリアに比べて、キンキン感はおとなしめ。
   オーソドックスなベーシックな音だと思う。

☆ちなみに、先日Low-G弦も発売されました。

  ワタクシ、KALAのテナーに先日張りました。

  テンションもそれほど強くなく、比較的全般に音が出るという雰囲気。

  もう少し、弦の特徴が出てきても良いかもしれない。クセがない。

 

『その他 おまけ』

kamaka

  <1>カマカ弦  ハワイの老舗・カマカの弦(デュポン製ナイロン)。
     1,3弦が他のところよりも太いらしい。
    なので、注意せよとキワヤのサイトにも記載あり。
  
   使った事ないので、感想は書けません((;゚Д゚))。


  <2>本物のフロロカーボンの釣り糸。
  
     ロットで買うと沢山取れるが、相当、高いらしい。


という訳で、私的ウクレレ弦 講座でした ♪

★ 尚、これは違うという所はあるでしょう。

  音の好みは、千差万別。 つまり、違うウクレレが売れるのはそういう理由です。
  
  資料的に間違えていたら修正しますが、それ以外は、ご勘弁を。


ウクレレ弦 これだけは知っておけ その弐2010年12月23日 19時12分


はい、その幾つまで行くかはわからんスレですが
も1つおまけに。

うちのクラスのメンバーですが
数名(半数近く?)は、フェイマス・ウクレレを使っています。

教室を運営している側からも、たぶん初心者には勧める様子?
まあ、キヨシ先生自体が、キワヤ公認講師ですからね。

でも、キヨシ先生が「◎◎のウクレレを』とは絶対言いませんので、
そこの所は誤解無きように。


先日、フェイマスに、カマカ弦を張った猛者がいました。

kamaka

 カマカ弦は、『1,3弦が他のメーカーよりも太い』

というのは、本当だった様子です。

音がボワンボワンしてしまい、フェイマスのスタンダードな音が、台無しです。

さらに、太すぎて、溝に無理矢理入ってました((;゚Д゚))ガクガクブルブル 

これは、ウクレレにも可哀想。

弾かせてもらったら、1弦はもうアウトな感じ。

この猛者(クラスの方は、わかりますね)
即日 ghsの白弦にしてた位ですから、よほど合わなかったんでしょう。

さて、さらに・・・


フェイマスウクレレに、Low-Gを張ろうとしている方、

あるいは、私が保育園発表会自主練時に、数名(フェイマス所有者)にLow-G弦を提供した

という経緯もあり、勉強も兼ねて、調査してみました。


★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★


『(フェイマス使用者向け)カマカおよびLow-G弦 考察!?』


◎数値が間違ってたら、ゴメンなさい。


gw


<ghs白弦>


ソプラノ用 クリアーナイロンセット。

アメリカンチューニング用らしいです。

(濃いシルバーのパッケージ)


1弦 B  .022  →A

2弦 F#  .028   E

3弦 D  .032  →C

4弦 A  .022  →G


ハワイアン(GCEA)チューニングしていたら

本来より、音が下がる訳ですから、

つまり普通に張ったら、弦のテンションが低くなるのだと推察。


kamaka


さて、あの・カマカ弦(High-G


1弦  .028

2弦  .0322

3弦  .0403

4弦  .028


やはりC弦の太さは((;゚Д゚))ガクガクブルブル 

ていうか2弦も太いじゃん。


これじゃ、大変な訳です。

たぶん、3弦は、Low-G弦に匹敵する太さじゃないかしら。




ghs


ghsのブラック(High-G(キヨシ1ー3弦)


1弦  .025

2弦  .032

3弦  .036

4弦  .028


やはり、これと比べてもカマカが太い!


oihata


オイハタ ライトEXHigh-G


1A  0.204

2E  0.259

3C  0.0291

4G  0.224


うーむ、普通。



WM



WM弦 レギュラー(High-G


A .0205

E .0259

C .0291

G .0224


ほぼ、オイハタと同じ(笑)。




フロロカーボンだから

巻き弦じゃないLow-G弦がある。


Low-G .0358   でした。


★参考用比較★


ワース弦 Low-G .0358



じゃ、Low-G 巻き弦はどうでしょう。


ghsLow-G

No2394・スムースワウンド(巻き弦)

キワヤのLow-G弦もある。


寸法不明(自爆)たぶん、太いけど、.04ほど行かないんじゃ?




★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★



<結論>


1)カマカ弦は、フェイマスには危険 ?!

  

  ていうか、自分もオイハタやカニレアには張らないと思う。


2)フェイマスに、Low-G弦は行けるか?


 3弦Cのカマカが張れたのだから

 4弦に、フロロ(ワースまたはウッドマジック)弦は張れそう?


 だが、ウクレレの共鳴がどうなるか不明。


 さらに、巻き弦のLow-G弦はやってみないと不明。


(すいません、フェイマス持ってないので、張った人からレポートを取ります(笑))



3)いちばん良いのは、使い分けたいのならば

  も1本いっとく事(私的意見)


現在のソプラノ・ウクレレの相場は、5~7万と思われ

好きな音で選ぶしかないが、フェイマスよりは満足する方もいるハズ。


しかし、ハワイ産のカマカ・コアロハは、やはりHigh-G向きと思う。


(ちなみにカマカだと、9万円くらい。ちょい高い・・)


◎元々ハワイ伴奏系統のものは、Low-G弦は似合わない?・・・様に感じる。



ハワイ産でも、カニレア・Gスト当たりが、なんとかLow-Gでもいい雰囲気と思う。


カマカは使った事がありませんが

コアロハ・Gスト所有経験あり。


コアロハは、Low-Gにする雰囲気はありませんでしたね。



ウクレレの価格帯として25万、6~9万、の次は、10万円を飛び越えて

どうしても、12〜15万クラスになる?と思うので(オーダーレレはさらに上)

どこで次の1本いっとくか?となるかも。


10万以上は、需要と供給から

あの値段にならざるを得ないが

高いからと言って、いい音かわからん(´ヘ`;)。




ちなみにぃ~・・・・ウクレレが1本しかない状態で

Low-Gにすると、High-Gの3・4弦に音を割振っている

ジェイクの楽曲などは、そのままでは弾けなくなるのです。


凄い人なら、押さえる所変えちゃうのかもしれないけど。



 High-Gの、音楽理論的な巧妙さを理解して
 あえて、Low-Gにしない方もいらっしゃる位です。

 音域の広がりを取るか、ハワイらしい音の響きを取るか、人それぞれ。

 だから、ウクレレは増える楽器なんですよね。