2024 余市旅行 002 ― 2024年09月17日 18時00分
2日目です。
朝からやってるお店も少ないのと
昨日は余市入りが遅く、朝食のパンも確保できずの状態。
羽田で買ったパンの残りをササっと食べて
備え付けの珈琲を飲んで、外出します。
地方に来たら、まずは神社にご挨拶。
(いや、一日遅れですが(^_^;))
余市神社
歓迎されているのか分かりませんが
さぁ〜と日射しが来たのが嬉しいですね。
ついでに、海岸まで寄り道して、余市の海を眺めました。
今日は、ワイナリー巡りとワイン確保が目的。
と、その前に「ニッカ」の方も、見学を。
蒸留所見学は予約制。以前サントリーの「白州」も見ましたし
ワイナリー優先で予約はしませんでしたので、無料展示を。
テイスティング・バーもあるんですが、運転がありますんで。
ウイスキーなら、自分はサントリーの方がな印象。
ニッカといえば「フロムザバレル」に思い出が。
昔飲んだシングルモルトです。ショップにあるのかな?
昨日までの連休で、ショップもなんとなく品揃えが・・・。
欲しいウィスキーのミニ・ボトルも無いので、買わずに撤収。
この後グルグル回る前に、昨日行きそびれたパン屋さんへ。
(明日の朝食になりますw)
「ベッカライ ヨイチ」
昼前なんですが、なにせ朝食がショボショボでしたので、もう空腹に。
なにしろ火曜日は休みが多い様子なので
Google先生で探した、お寿司やさんの開店時間に入ります。
すし処「みどりや」
昨日混んで入れなかった某回転寿司へのリベンジも兼ねて
蕎麦も美味しいとの評判なので、セットで頼みました。
回ってないお寿司は美味〜。お蕎麦もちゃんとしていましたよ。
お腹も落ち着きましたので、レンタカーで余市周辺を走ってみます。
ドメーヌ・タカヒコのワイナリーには入れませんが
開放されている、無料展望台だけは入る事ができます。
天気が曇りがちですが、本当に(行ったことないですけど)
畑が広がる姿は、フランス・ブルゴーニュ。
もう1ヶ月ほど過ぎれば、収穫の時期でしょう。
ちょっと先の果樹園の駐車場から、余市の海も見えました。
青空が覗いているのですが、雲が去りませんね(^_^;)
いや余市がここまで葡萄の栽培地だとはシリマセンデシタ。
この後、とあるワイナリーさんにも立ち寄るのですが・・・
ショップのレジにいらっしゃった
オーナの奥様らしき方(たしかガイドブックで見た)に
「いつもはブルピノ(ブルゴーニュのピノ・ノワール)を
飲んでるんですが、こちらのオススメは?」
と尋ねても、札に「オススメ」と書いてあるのを指差し
「それです」と・・・ゑ??。
いや、読めば分かるのですが、それじゃ会話が成立しません。
それでお終いですかい?
その後、オーナーと思われるご主人が入替わりにレジに。
なにやら伝票なのかノートなのかを睨みながら
メッチャ集中されています。
数回お声がけしても、一切こちらを見向きもしません。
気がつかないのかなんなのか。
レストランが忙しいのは分かるけど
じゃあ何故、ショップのレジのカウンターにいるの?
1本だけケルナー白を買いましたけど
べつにココで買わなくてもよかったなという印象。
少し気分を害したまま、外にでると小雨が・・・。
来て良い場合は晴れ、来なくて良い時は雨ってことかな??
と、漠然と思いながら車へ。
気を取り直して、余市市内にある町の酒屋さんへ・・・。
古い酒屋さんとは思えぬ、余市ワインのラインナップ!
ココから仕入れたの?というくらい
昨日のワインペアリングのワインがほぼ並んでいます。
最初はレジの女性(奥さん?)にいろいろ聞いていたのですが
いろいろコチラが尋ねるので、途中でご主人を呼んでくださいました。
昨晩飲んだ白の「雲の時間2022」、
平川ワイナリー「LES AMITIES(ピノ・ロゼ)」、
キャメルファーム「PINOT NOIR 2021 FujimotoVinyard」の3本をゲット。
2021は葡萄の当たり年だったそう。いろいろ情報も聞く事ができました。
帰り際には、お店のお名刺も頂いて
「メールで連絡頂ければ(通販じゃないけど)配送もできます」との事。
良いお店を見つけました。
さて、折角ですので、隣の町になる、小樽まで足を延ばします。
高速道路か下の国道でも、だいたい30分から小一時間です。
でも、走るとそれなりに距離がある気がするんですがw
役所の裏の公共駐車場が空いていました。
いや、天気が回復したんですよ。
有名な運河に向かいます。
カミさんは自分の妹とお母さんの3人で、20年近く前に旅行で来ています。
私は北海道は、ルツスにスキーに行ったきりで、これも30年以上前。
夫婦で北海道に来たのは、実は初めてなんです。もちろん、小樽も。
流石、一大観光地って感じ。それなりに人が溢れています。
意外に、運河が短いのが驚きました。船もUターンして戻ってきます。
iPhone12ProのHDR写真の方が、綺麗だったりします(^_^;)
洋菓子で有名なケーキ屋さんにも行きたかったんですが、今回はココだけ。
当初は電車で来て、ビールでも飲んでとも考えてたんですが
やはり余市で今夜もワインを飲みたいので
お土産を確保したら、適当な所で戻ります。
LOOPに戻り、2日目の部屋へ。
荷物はお願いしていたので、移動して頂いていました。
ていうか・・・たしかダブルルームじゃなかったっけ?
シャワーだけのハズが、小さいお風呂も付いていました。
理由は不明ですが、これもまたラッキーでした。
さて、本日営業しているハズの近くのワイン・バーへ。
実は、ココでもドメーヌ・タカヒコのワインが
飲めるのはチェックしていますw
最初の1杯は、おつまみ付きのスペシャリティ・ワイン。
「ナナ・ツ・モリ ブラン ド ノワール」
貴腐ブドウは、アイスワインなどの甘いデザートワインを想像するのですが
貴腐ブドウで作ったロゼっぽいワイン。ヽ(`Д´)ノなんだ、これは!
いや〜チーズに柑橘系のジャムが合うなんて。
たまに外食すると発見がありますね。
ワタクシは2杯めに。(カミさんはソフトドリンクに)
「ピノ・ノワール KIMURA VINEYARD 2022」
北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー
昨日は、ロゼを頂いたので、普通のピノを。
少し凝縮感は足りませんが、あっさりしたピノ。
パスタも旨いです。
最後に、リストに手書きしてあった
ドメーヌ・タカヒコのパストゥーグランを。
「ヨイチ・ノボリ ロブロウ 2021」
お弟子さんが独立する前に醸造したワインとの話。
ピノとツヴァイゲルト、ピノグリだそうですけど
昨日飲んだパストゥーグランより、好みでした!
ここまで来ないと飲めないワインを堪能できました。
黄昏時の余市駅前を散歩しながら、ホテルに戻ります。
さて、明日は最終日です。
つづく。
2024 余市旅行 001-B ― 2024年09月16日 18時00分
神威岬から約1時間。
16時過ぎに、ホテルにチェックインできました。
1泊目は食事付きのやや広いお部屋。
2泊目は、レストランが休日なので、素泊まり。で、狭いお部屋の予約。
1泊目の部屋の洋服を掛ける場所(クローゼット的なバー)が
昨日突如壊れたとか。幸い、宿泊者には怪我がなかった模様。
宿側から部屋が修復できてないこと、
その分値引きされた事を告げられました。
(ある意味、ラッキー。旅行でこういう事、何故か多いんです)
ホテル自体は、元々事務所ビル?
余計な内装を取っ払ってコンクリート剥き出し
→ワイナリーの小屋のイメージの内装・・・
なリノベーションをしているのが特徴。
以前、宿泊した「箱根本箱」もそんな感じでしたが
人によっては好き嫌いがあるでしょうね。
18時まで少し時間があるので、隣りにあるショップへ。
自社畑でワインも醸造しているらしいのですが
会員制なので、こちらは購入できず。
なので、ブルーベリーとナッツ系ツマミをゲット。
明日はこちらもお休みなので
最終日も早くチェックアウトしたら
もうココには来れないですからね。
明日は火曜日。何故か余市のお店は閉店が多いので
やってそうなお店をチェック。明日来ますよ〜。
少しウロウロしたら、ホテルに戻ります。
はい、本日のサイドBとなる、宿泊兼ディナー。
宿泊するのは、余市駅前にある「LOOP」。
ある番組で紹介されていたのを
たまたま見た事から、余市旅行を決めたのでした。
余市といえば「マッサン」で有名な、ニッカの街。
このホテルの斜め先の奥に、醸造所が鎮座しています。
余市が小樽の横にある街だって事も知らず
しかも今では日本ワインの一大産地だと言うことも・・・。
そして、ここの売りは、ワインと食事の「ペアリング」。
18時に下にあるレストランに宿泊者が集合します。
食事とそれに合うワイン。
スパークリングから始まって、9種類のワインです。
ソムリエがワインの説明を、給仕の方が食事の説明をしてから
一品と一杯をテーブルに給仕するという、勉強会みたいなスタイル。
さて、今宵のディナーの始まりですw
①「SAUNA QUEEN」
スパークリング。ナイアガラぶどう(余市産)
八剣山ワイナリー(札幌)
「鰍(かじか)」(下にフランスパンがあります)
②「雲の時間 2022」
ソーヴィニョン・ブラン 75% ゲヴュルツトラミナー 23% ピノ・グリ 2%
葡萄は、余市 才川農園 藤澤農園 荒農園 舟窪農園。
ココ・ファーム・ワイナリー(栃木)
飲んだ白の中では、これが一番複雑で美味でした👍
秋鮭のジュレ
誕生日にこれは、ゼ・イ・タ・クです。
③NAKAI Kerner 2022
ぶどう:余市町登産、野生酵母発酵。
さっぽろ藤野ワイナリー
鰊(ニシン)
ヤーレン・ソーランのソーラン節はニシンの歌だよね。
④ピノノワール ロゼ 2023
余市産ピノノワール(木村農園)
北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー
北寄貝(春巻仕立)
⑤Ecru
ぶどう:北海道仁木町産
ピノ・グリ29%、ゲヴュルツトラミネール29%、ケルナー27%
ノース・クリーク・ファーム
かぼちゃのムース仕立
⑥Nostalgia Hirose ノスタルジア 廣瀬 2023
余市産 シャルドネ
ドゥエ プンティ(北海道北斗市)
ホッケ
だいぶ、酔っ払ってきました。
⑦オレンジ・ワイン 2023
余市産 ミューラー・トゥルガウ
TADA WINE (北海道富良野)
すこし渋みも感じるオレンジ色のワイン。
毛蟹のパエリアと。
さて、本日のメイン・イベント。
お店では購入不可。
余市のどこかのお店でないと飲めないワインは・・・。
⑦ヨイチ・ノボリ・パストゥーグラン 2021
ピノ・ノワール、ツヴァイゲルト
ドメーヌ・タカヒコ(余市)
基本的に地産地消を考えているワイナリーさん。
なので、通販ではほぼ、買う事ができません。
あったとしても、いわゆる「転◎ヤー」的値段がついてます。
新コロの時も、余市のいろいろなお店を回って
地元のお店を守る活動をしていたとか。
番組でも「ここ(余市)はブルゴーニュ」と称していました。
(余市の気候もブルゴーニュ近いとのこと。
だから、ピノ・ノワールとか作れるのかな?)
ピノ・ノワールがほとんどですが、パストゥーグラン。
ツヴァイゲルトが少し入っている様です。
仏ワインだとガメイをピノと混ぜる事が多いですが、これは初。
いやはや、日本ワインのレベルがここまでとは恐るべし。
本当に、シリマセンデシタ。
この後、酔っ払っていたためか、とある粗相を。
恥ずかしいので書きませんが、こんな時にという(´ヘ`;)
幸い、大事に至らずですが、お店にはご迷惑をお掛けしました。
蝦夷鹿のステーキ。これも美味。
〆の一杯は、ケルナー。
⑨ケルナーレイトハーベスト 2021
遅摘みケルナーを使用した、デザートワイン(甘口)。
北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー
当然、デザートに合わせます。
最後に、こんなプレートを頂きました。
いや〜酔った酔った。
垂涎もののタカヒコワインがありますが、買えません〜。
駅前で夜風に当たったら、部屋に戻ります。
つづく。
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