『ウクレレ・ジャズ』とJAZZ2012年03月04日 18時00分


(ちょっと遅いUPですね。掲載は3月8日)

発表会の終わった後の、初レッスン。

先生の予告通り、今日から新曲。
『ウクレレ・ジャズ』にも、譜面が掲載されている『ドリーム』という曲です。

レッスン前に、いつもの待合室で、例のごとく、おっさん二人が先着。
敵(←Kuさん(爆))も、ちゃんと予習してきています。
二人で、演奏すると、うーむ、やはりテンポが走りますね(^_^;

今月は 、Λ嬢・7子嬢は休会との事。
あのダークマター(DM)君も来ていません。
なんとなく、期末はお忙しいのでしょうか。メンバーはだいたい2/3程度。
ちょっと少ない雰囲気です。

Aクラスとの入替時間。
さっそく、先生、お迎えの曲は『ドリーム』です。

このジャズ本
一番最初の曲は「明るい表通りで」なんですが
先生のお奨めする最初の課題曲は「ドリーム」。
18番目に入っているのは、18番だから??

1944年にJohnnyMercerが作詞作曲した曲らしいんですが
当然私は、オリジナル聞いていません。

どっちかというと
先生のこのCDに入ってる曲のイメージ。
DJANGO SWING
それでも、曲を知ってるのが救い。

もちろん、CD付きのウクレレ譜面集ですから、それも聞いて、予習してきましたよん♫

譜面における運指、
コードの中の音、
Em7(♭5)の1弦ミュート奏法
などなど、独習ではなかなか気が つかない点を指導してもらうと
理解も早いです。

というより、ウチのクラス・・・
予習者が多かったのか、はたまた、レベルがUPしてきたのか・・・
気が付いたら、1日目にして、曲の最後まで、一通り終わってしまいました。

これには、先生もちょっと、驚いた様子。
(後で、AクラスのIZさんに聞いたところ、Aクラスは最初の2段目位までだったとの事。
 向こうのクラスは、生徒の入れ替わりが激しいので、我々Bクラスとまた違う様子です。)

授業の終わりには
数回、みんなで合わせる事に・・・・
・・・ああ、やはりリズムが走る。

先生もいっしょに演奏した時には、個人的には「先生のテンポ」に合わせるつもりだったんですが
なんだか、生徒の演奏が、2テンポくらい早い雰囲気でした。

うむ、ウチのクラス、セッカチなのね。
自分の演奏もさることながら、クラス全員が「走る」のは、そろそろ修正しないとダメですね。

ということで、予習復習が大事だなと思わせる、レッスンでありました。

さてさて、このJAZZ本ですが
私も「いつジャズの本だすんですか?出さないんですか?」てリクエストしてた1人。

なので、ソロ本でこの本が出てくれた事は、本当に嬉しいです。
しかも、キヨシ節炸裂なアレンジも多く、ライブなどで、先生が弾いた雰囲気なアレンジ を
自分が弾けるのは、ちょっと上手く行くと、自分の演奏に?酔いそうになりますw。

でも、JAZZって、殆どの人、あまり聞かないですよね??

私の友人 の奥方 に至っては「フュージョン(ジャズじゃないけど)は喫茶店のBGMみたい」、
と明言していた位ですから(友よ、読んでいたらゴメンね)
普通 、そういう感じなのかなとも思います。

中学で、洋楽(Billy Joel 聞きまくったな)
高校になると、フュージョン(ジャズとは違うのよね。カシオペアとかスクエア(Tスクエア)
とか、シャカタクとか(歳がバレる)・・・)
大学辺りからは、ジャズ(ウエストコーストとかボサとか、いわゆるモダンジャズ)
をずっと聞いていたんで、ジャズ歴は(聞くのは)長いんです。

『ウクレレ・ジャズ』は、増刷中で、売れまくりらしいので
ウクレレリアンには、ジャズ人口が多いのかもしれませんけど
どうなんだろう。

まあ、映画とかCMに用いられる、
いわゆる「スタンダード・ナンバー」(名曲・定番)も多いから
親しみやすい、あるいは「聞いた事がある」ていうナンバーが、この本にも多いです。

でも、原曲とか、誰かの素敵な演奏を知ってると、なお良いんじゃ
てことで、ちょっと、ご紹介。


③いつか王子様が

これ、いつも先生がウクレレ、息子のなお君がギターでいうコンビで
「いつか、おじさまが」て言ってやる、定番。
あのアレンジも素敵ですけど

お奨めは、このCD。
Dave
デイブ・ブルーベックのディズニー曲集。
この王子様は、なかなか素敵です。


⑤ALL OF ME
この曲、私は、この方のCDで、知りました。
Bill TAPIA
先日、102歳でこの世を去った、ビル・タピアさんのライブCD。

歌はすごい上手いって訳じゃないけど、凄い雰囲気がある。素敵。その一言。


⑥枯葉(Autumn Leaves)
もともとフランスの曲なんですね。

これをアメリカに持ち込んだ時に,英語詞を付けたのが
さっき出てきたJohnnyMercerなんですって、奥さん。

まあ、いろんな方が、いろいろなアレンジで演奏してますけれども
キヤノンボール・アダレイとあのマイルスの「枯葉」
Cannoball
10分も演奏してるんで、私、これあんまり聞いてなくて、お蔵入り。

一番のお奨めは、ビル・エバンスのこれ
Bill Evance1
なんだか、素っ頓狂な顔なジャケですが、この枯葉は、ピアノが最高。

おなじエバンスで、iTunesで買えるのが
Evans2
これなんですけど、こっちの「枯葉」はフルート入りで、私にゃいまいち。

ちなみに、キヨシ師匠の「すぐ弾けるウクレレソロ」にも「枯葉」の譜面がありますけど
このピアノのエバンスの「枯葉」な雰囲気です。


⑰ 時のたつまま(As Time Goes By)

これ「時の過ぎゆくまま」の方が、邦題として、しっくりくるんだけど
ご存じ「カサブランカ」の挿入曲。

これはね、ジャズていうより、あの映画みてね、て感じ。
黒人シンガー(名前わかんない)が歌ってましたけど、オリジナルが一番かと。


⑪サテン・ドール
これね、先生のアレンジ、全然、イメージ違ってた。

私は、これ。
McCoy
左のジャズのカテゴリーでも紹介してるCDだけど、これも買いのCD!

Keyが違うのか、本の付属CD聞いても、まったく分からなかった曲です。


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ということで、簡単な、JAZZ・CD紹介でしたけど、どうでしょう。
ちなみに、ジャズのCDを探すのは、至難の業です。

誰かがイイって言っても、好きな曲とは限らないし
好きなジャンルとも限らない。
(私は、うるさいのでビーバップとか即興が強い演奏は聞きません。)

同じアーチストでも、ジョン・コルトレーンみたいに、スタンダード・ナンバーは素敵なのに
晩年の演奏は、どこへ逝っちゃったかわからん人もおります(「Splitual」とかw)

なので、サイトで調査しつつ、ジャケで選ぶとか
なにかのオムニバスCDのCMから、そのCDタイトルだけメモするとか
昔は、涙ぐましい?努力をして探してたんですけど、当たりハズレがでる。

しかし、今はiTunesで、JAZZも視聴して買えますからね。

ただし、よく駅前で売ってる、廉価なオムニバスCDは、お奨めしません。
なにせ、音源が悪い。私も失敗した事あるし、2度と聞かないケースも。

Dエリントン位だと、どのCD(てもあまり買ってないけど)買っても
時代が時代だから、音が 悪い場合がありますが、50〜60年代なら
そこそこ良い録音のままCD化されてるのもあるので、
やはり鉄板アーチストの鉄板演奏を聴くことをお奨め。

JAZZの話は尽きませんが、本日のところは、この辺で。


ちなみに、先生のジャズ本。
出版が「ドリーム・ミュージック・ファクトリー」て、出来すぎでしょ?