OMEGA OHへ2013年08月24日 13時30分


オメガのスピマス・プロフェッショナル。
購入してからもう10年も経っちゃいました。

機械式時計は、その特性上、数年おきにオーバーホール(OH)を、というのが
まあ、一応常識なのだけど、流石にオメガの正規SHOPに出すとなると
かなりのメンテ費用が発生します(´ヘ`;)

銀座のスウォッチビルに、すでにグループ企業になって久しいオメガも入ってるんだけど
そこでの正規料金は、このキャリパーでも5〜6万円((;゚Д゚))ガクガクブルブル 
と、時計1本買えるやん〜という値段。

たぶん、さらにユーロ高(円安)になっちゃったから、数年前より値段UPだと推察(調べてない)。

そんなこんなで「OH出してぇ〜」と思いつつ、これまた数年経過してしまって
2001年購入だから、既に12年が経過した次第。

おまけに量販店でたまたま激安で購入したから
「これ、正規品といいつつ、ニセモノだろうか?」と一抹の不安もあり
OHにだ出したら『あ、これニセモノです』て言われないか?とか
変な心配をしていたのもアリ(自爆)。

まあ、いつまでも出さない訳にはいかないので
ネットで検索すると、数件の機械式時計のOH店舗を発見。

ということで、秋葉原の1つ北=御徒町の某修理店へ。

電話で確認すると
見積に1ヶ月、修理で4〜60日。

オメガの時計以外にも対応しているけど、オメガは現在混んでるらしい。
上限値を決めて見積もりを省略すると、その分1ヶ月は短縮できるとのこと。
それでも2ヶ月くらいは掛かるのかあ。

プッシュボタンの裏が黒い あるいは緑ぽかったら、内部も相当逝っているハズで
4万円位を上限設定にすべし・・・とのアドバイス。

まあ、宅急便発送でも良いのだけど
どんなお店か知りたかったので、自分の足で、御徒町まで。

OMEGA SPM OH01

お店は、ホントに小さな店舗で、修理受付に、感じの良いおじさまが出てきてくれて対応。
(電話 相談に出た人は、修理担当だったのか、なんとなく堅苦しい感じだったのだけれども)

時計を見せると
「いつ購入したの?え、10年以上? これ綺麗だね」とのこと。
「機械式はだいたい内部のオイルが切れるのが5年くらい。それまではいいけど
 5年過ぎて酷使するとそこで、内の機械に負担を掛けるからね」

まあ、スピマスは一張羅時計であり、勝負時計だったんで(自爆)
たまにしか活用してなかった事を説明すると
「じゃあ、 この数年でも、そこまでヘタってないと思うから、そうだなあ24000円位の
 最低ラインの上限でもいいけど、風防が傷付いてるよね。」←おじさんチェックしてるなあ。

たしかに数年前、自分で「サンエーパール」なる研磨剤で修復した事あり!
「(プラスチック)風防を交換しても、4000円だから、それを入れても、35000円位の
 見積もり上限が良いかな。」とのアドバイス。

これより高いと連絡をくれるシステム。
これより費用が安ければ連絡なしに実行。費用は掛かった金額のみでOK。

ブレスレットとかのポリッシュについて聞くと
「40年使うとして、20年目くらいでいいよ。これ綺麗だし、やらない方がいい」とのこと。

この手のメーカーは何年も同じパーツを供給してくれるから
大事に使えば、 やはり一生モノ。
でも、5年置きくらいにOHを出すのが、内部のオイルの蒸発などを考えるとベターらしい。

OMEGA SPM OH02

量販店で買ったんで、もしかして「ニセモノじゃあ」疑惑を話したら
「あっはは〜。99.9%コレは本物だよ」その分母と数字の根拠がわからんけど、嬉しいニュース。
「いや、オメガショップのお姉さんにも『たぶん〜大丈夫じ』」て言われた位なんで」というと
「ああ、あの人達モノを知らないからね〜」と辛口に一喝。

ただね、プラネットオーシャンの超ニセモノとか
オメガショップに持ち込まれたケースもあるらしいんです。開けてビックリていうやつ。

「あ、でもプラ風防の上のオメガマークもありますもんね」というと
「でも、ニセモノ作る位なら、その位の事をするよ」と、食えない反応(笑)。

でも、赤いオメガの化粧ボックスが、ボロボロで、汚くなっているのを見せると
「ああ、粉粉になるんでしょ、みんなそうだよ」とのこと。一安心。

ということで、時計を預けて、預かり証を頂き終了。
完成は、10月中旬の予定。

おまけに
結婚前にカミさんに買ってもらった
(ていうか指輪(婚約じゃないよ)とプレゼント交換したやつ)セイコーの時計について
電池交換とココのお店で扱ってる革ベルトを考えていたので相談。

すると
「革バンドは、これ。白いのなら、このタイプ」と見せてくれたので
電池交換してバンド交換したいと告げると
「13時で職人が帰えちゃったんだよね。」との事。

「じゃ、電池交換をして動いたら、革バンドを通販で購入したら?」と追加アドバイス。
うむ。なるほど、時計が復活しなきゃ、バンド交換も意味ないしね。親切です。

ということで、バンドの型番だけ、紙に書いてもらいます。
「この時計なら、金色の部分があるから「尾錠」も金色があるからそれにしたら」と
さらにデザインもアドバイス。なかなか、おじさん気が利いてます。

ということで、オメガを預けて、お店を後にしました。

うむ、まずは、OHの完成を待ちます♫