江戸川ジャズ・ナイト ― 2014年08月23日 21時00分
年に2,3回のペースにライブに行くんですが
江戸川で、ジャズの初イベントが開催されました。
目的は、トッキー(土岐麻子)の生歌。
BSの音楽番組で知ってからチェックしていますが、
声にビブラートが掛かるところとあの周波数帯域がツボな歌い手さんです。
なんと大御所:日野皓正も出演ということで、江戸川まで行って参りました。
江戸川区総合文化センターという新小岩の会場。
ていうか、電車に乗るのが嫌いな我が家ですので、3時間前に会場入りして
なんとか駐車場を確保(爆)。21時まで停めても1000円しないんで
電車とバスの乗り継ぎを考えたらね(帰りは、首都高ガラガラでしたから、電車の比じゃないです)
飯を喰ったり、コジマ・ビックでLED電球を買ったりして数時間を潰しました。
1500名程のホール。
当日券も売ってましたから、フラリと立ち寄る区民の方もいらっしゃるとお見受けしました。
さて、ライブは4組が代わりばんこに登場する訳ですが
開場した後、A4一枚に貼り出された出演リストがこれ。
階段の所に1枚だけ貼ってありました。気がついた人だけが、写メを撮っている感じ。
夕方5時、開演。
そ、それにしても、団◎の世代のマナーが悪い。
飲食禁止って何度も言ってるのに、宝缶◎ューハイを飲みながらチーズ喰ってるお前(前席)!
係りの人にチクってやろうかとも思いましたが、そんな輩は大量にいるので、フェイドアウト。
おまけに、ギリギリマスターが多くてですね
廊下側の2席を確保したウチらは、その度に立ち上がって、中に入れてあげなきゃならん訳。
(さらに、最初のカルテットが終わった中継ぎのインタビュー中に、来るわ来るわ、遅れた人々。
演奏してないとは言え、喋ってるじゃないかいっ。ホント、こんなだらしないライブは初めて)
年齢層は、ジャズという事で高めでしょうか。だからかな、◎塊が多いからか(思い込み?)。
髙橋誠カルテット は、ジプシー系のバイオリンを中心にしたカルテット。
キヨシ師匠も、実は、ジプシーギター系ですが、だいぶ趣きは違いましたね。
土岐麻子は、Schroeder-Headzという読みにくいバンドとのコラボ。
最初の「Waltz for Debby」はちょっと声がまだ本調子じゃなかったけど、後は「土岐節」炸裂。
「おてもやん」のジャジーVerはなかなか。Schroeder-Headzのピアニストの渡辺くんの
演奏はなかなかな感じでした。
「It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing) 」=「スウィングしなけりゃ意味がない」」
と資生堂のCM「Gift〜あなたはマドンナ〜」など、家で聞いてる楽曲も聴けて、堪能しました。
山中千尋は、情熱大陸で取り上げられて有名になったらしですね(OUTOF眼中でした)。
オリジナル数曲と、スタンダードを数曲。
「Take5」とかは主旋律を弾いた後は、ほとんどコード進行でのアドリブ・ソロて感じでしたけど
転調しまくりで原曲キーが出てくるのが僅かなのと、ワザとアウト気味?な音を入れるのが
好みらしくてね、ちょっと、ウチの趣味じゃなかったのが残念。
でも、さすがバークリー主席卒業生。テクとアレンジは凄かったけど
50年代の大御所の影響を多分に受けてるのかな、ブルーノートと契約されたらしいですが
「これから」ていう女性ジャズピアニストでした。
最後は、日野皓正のクインテット。
なんと72歳だそうです。しかしながら、ステージの演奏とオーラーは流石なもの。
ベースが息子さんの様子で、歌も披露されててなかなかでした。
なかでも「黒いオルフェ〜スマイル」のアレンジは素敵でしたね。
喋るというか、MCも初めて聞いたんですが、あの世代って何故か「バカヤロー」連発ですw
最近は米国在住らしく、日本語がかなり変な感じでしたので、それをネタにMCしてるのと
さらに年齢を利用した「呆け老人ネタ」で会場をわかしておりました。
最後は、全員で「ルート66」を大セッション。
演奏だけならアレですけど、土岐麻子の歌がイイ感じに入って、満足な大団円でした。
さて、次回のライブは10月のウクレレ・スーパージャム。師匠も出演です。
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