那須高原にて ― 2013年07月26日 10時00分
変則休日を利用して、那須高原へ行ってきました。
GW後に出かけた、飛騨高山で仕入れた情報ですが
以前に良くでかけていた蓼科のホテルから異動になった
ソムリエ君(→支配人だって!)を追いかけての旅ですw
というより
リピーターとしては、いつも行く宿にいつものスタッフがいない
って、同じ宿に行く意味がないというか、なんとなく
行っても落ち着かないていうのが一番の要因。
シェフも代わり、馴染みのスタッフもいないとなれば
あまりその宿を利用する理由がみつからないと言うか・・・。
まあ、カミさんは行ったことがあるらしいのですが
私は、那須高原は初です。
首都高を横断しちゃうと平日は混むので
迂回するのを覚悟で、圏央道→関越→北関東自動車道→東北道
ていう、高速しか使わないルートをチョイス。
でも、これ結果的に、運転する身としては、かなり楽なコース。
アイサイトさえあれば、追従運転でもっと楽なのになあ。
ということで、数時間かけて那須高原へ。
昼頃になりましたので、カミさんの探したホテルのレストランへ。
 
 
 
イタリアンでしたが、
写真を撮るほどの事でもなく(爆:ていうか撮る前に口付けたw)
まあソコソコの値段で、ドルチェまで付いていたから
良しとします。
レストランから駐車場への小路
 
さて、チェックインまで時間があるので、那須街道を北上。
モミジや多くの樹々が、緑のトンネルを作っていて
日射しが差し込むととても綺麗な道。
さすがに路駐できなかったので、写真なしorz
7月末なのに、あちらこちらに紫陽花の花が咲いていました。
覚悟していた雨がなかなか降らないので
吊り橋らしき景勝地を目指すのですが
途中「那須温泉神社」を発見したので、ご挨拶へ。
車を停めたとたん、強烈なオナラみたいな匂いっ
むむ、ここは硫黄泉なのだなと判断。
参道へ出ると、なにやら、向こうからワンコ1人(匹)で
トコトコこちらへ来るではありませんか。
 
 
あれ、ご主人は?
参道の真ん中を歩かず、なかなか神道のマナーも守っています。
「なんだ、ひとりで参拝か?」と声を出して話掛けてみると
この子「ゑっなに?」てな感じで、こちらを二度見してました。
 
びっくりして、ぶれてる、の図
行ってしまったワンコが気になりますが
参道を登ります。
こちらも樹々のトンネル風。
秋は綺麗だろうなあ。
 
振り返るとこんな感じ。
 
手水で清めてから参拝。
 
「温泉神社」
御祭神は「大己貴命」と「少彦名」さん。
なんだ、顔なじみの神様だな、的な(自爆)。
やはり、この国の地の神は、大国主=大己貴命さんという事か。
なんとなく雲行きも怪しいので、景勝地は諦めて
先ほど、通過した「ステンドグラス」の美術館へ。
受付の入口付近で、車いすの方の対応をされてまして・・・
時間が掛かりそうだったので、トイレだけお借りして
隣りの教会(あはは、無料)だけ見学させてもらいます。
一応、教会ですし「見学自由」とありますが
声を掛けて、中に入ります。
神社で言えば、拝殿ですから、まあ当然ですか。
 
今日は昼過ぎに、結婚式があった様子なので
まだバラも生けてあったりして。
 
ステンドグラスはなかなかのモノ。
あまり宗教色は強くない雰囲気でした。
 
まあ、適度に写真も撮ったので、退館。
「また、どうぞ」と言われたんだけど
結婚式をも一度挙げる気はないけど
歳いくつに見られてるのかな??
ということで、そろそろチェックインタイム。
ちょっと分かりにくい場所でしたが、なんとか到着。
あのITさんが、玄関まで迎えに出てくれていました。
「ご無沙汰しています」と、お互いに近況報告。
秋に異動になったらしいのですが、辞令からなんと
3日で引越。ということで単身赴任だそう。く〜大変。
一室しかない洋室を予約してましたので、早速部屋へ。
 
角部屋の向こうは、森が借景です。
 
小さなテラスから、紫陽花の樹が。
 
下のデッキに降りてみました。
ホテルの前は、傾斜地として下っているので
周りには森しかみえません。なかなかのロケーションです。
デッキの下から、紫陽花の葉っぱ?
 
ココから先2枚は、トンボ画像ですので、飛ばす方は
スクロールしてね。
トンボも、近づいても、逃げやしません。
マクロじゃなく12mm(爆)にて、近影。
 
 
のんびりしても良かったんですが
ITさんが紹介してくれた
「藤城清治美術館」が、近所にオープンしたそうです。
藤城清治 美術館
紹介されても、あまりピンと来てなかったんですが
いつもはそのまま出かけなかったりしちゃいますし
折角紹介頂いたので、明日行けない事も想定して
徒歩で、出かける事にしました(決意)。
と・・・急に雨が降ってきました。
傘を貸して頂いて、約10分も掛からない距離ですが
藤城清治美術館に到着。なんだ、近いじゃん。
 
 
正門は、昔の豪邸(武家屋敷?)風の作り。
そこから先が、森の小路です。
雨は少し降っていますが、森林公園風で、素敵です。
森の奥に、美術館の建物が見えて来ました。
 
実は到着した時は、結構、雨が降ってまして
この玄関前には、傘を持ってない人達が
駐車場に戻れず、雨宿りをしていたという感じ。
 
(撮影したのは、帰宅時です)
藤城清治さんは、影絵の第一人者。
昔、実家の親父が買っていた「暮らしの手帖」の表紙で
その作風を憶えていました。
なんと、あの「ケロヨン」が藤城さんプロデュースだったとは。
ケロヨンカーも置いてあって、幼少の記憶が蘇りました。
ていうか、歳がバレルね。
ITさんが紹介してくれた通り、すばらしい美術館。
藤城作品のPowerが感じられました。
さっきの「ステンドグラス」の所に入らなくて正解(再爆)。
森を戻ると、途中に教会があります。
実は、ココもなかなか素敵です。
 
たまたま、誰もいなくてラッキー。
 
 
ノアの方舟風の絵ですが、真ん中にケロヨンもいますw
 
サインも発見。
なかなか良い所を紹介頂き、感謝。
さて、今日のディナーは、和食が中心なので
いつもなら、日本酒といくのですが・・・・
ITさんが用意してくれてた様子なので
ブルゴーニュ(ピノ)を出して貰いました。
 
ビンテージは09年らしいのですが、あまり出回ってないモノらしいです。
和食にピノもまあ、悪くはありません。
 
ここの料理も、野菜を生かした味付けの様子です。
 
まあ、でもお肉(那須黒毛和牛)に合いますよね、ワイン。
ということで、温泉にも入って
あっというまに、次の朝・・・・。
朝食も和食でした。
基本は、ココのお宿は和風なのですよね。
土砂降りの雨を覚悟していたのですが
なんとか、お天気は曇りですが、保ってくれました。
 
 
 
 
秋には、紅葉が入って、綺麗な事でしょう。
気がついたら、紫陽花に、トカゲ君達の姿が・・・
 
 
雨が多いので、やや湿り気の多い、那須高原でしたが
久々の顔見知りのホテルマンにも会え、楽しいひとときでした。
撮影は
OM-D EM-5+M.ZD12-50mmと45mmとM.ZD60mmMacro
でした。







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