復活のヨットタイマー2013年09月01日 15時46分


時計ネタが続いていますが・・・

ORIENT購入に合わせて
SEIKOの古い時計の電池交換をやってもらいました。

SEIKO YATCH TIMER 001
SEIKO YATCH TIMER 

ヨットタイマーというだけあって
ヨット競技に必要な15分、10分、5分計が付くという、ユニークな仕様。
当時、デザインだけで気に入り購入しました。ヨットはやりません(自爆)。

ハワイ なんかでも、ショップの店員さんが「Beautiful」と褒めてくれる事が多い時計でした。

20年を過ぎた時計ですが、数年前から電池切れで止まっていました。
もうダメかなと思ってたんですが、無事動きました〜。さすがMADE IN JAPAN。

それにしても、ヨド◎シで付いてた修理ポイントなるもの、
昨年に終了したらしいのですが、電池交換に使える!という事が発覚。
なんで、もっと早く教えてくれないのだ〜。


で、先日のオメガ修理点のおじさまのアドバイスよろしく
通販にて、革のベルトを購入。

しかし、通販担当がボケてたのか、商品管理がいい加減なのか、
ネット注文したにも関わらず、手書きの伝票と伴に
(尾錠を金色指定したのに)なんとシルバーが到着。

担当者に電話連絡して事情を聞いても、言い訳ばかり。
しかも交換できる商品が現在ないとのこと。

尾錠だけなら、郵送できるというのですが
普通郵便だと着くモノも着かない。

「じゃ、郵送でもいいけど、速達で送って、トレース番号をメールしなさい」と指示。
叱ったので、ひねくれてやらないかな?と思ってましたが、こちらの要望は聞いてくれたみたい。
昨日、パーツのみ到着。

それにしても、尾錠交換は、ベルト交換とたいして変わらない作業ですが
革ベルトは、革と革の巻いた部分にバネ棒をツッコムので、作業が細かく
不器用な私には、結構革の一部を傷付けるなど、難儀でした(´ヘ`;)
だから言ったじゃない。

スッタモンダ もんだしましたけど
新しい姿に生まれ変わりました。

簡易ライトボックス(もう捨てちゃったけど)にて撮影。
レベル補正はしましたけど、この子写りが 良い時計だなあ。

SEIKO YATCH TIMER 003
白い革ベルトに、青いステッチ。


SEIKO YATCH TIMER 002
左のリューズで、各種タイマーに切り替えるという、変な仕様w


SEIKO YATCH TIMER 004
尾錠とはこの金色の部分。これが最初シルバーで来ちゃった。自分で交換!



ということで、革ベルトアミーゴーズ。

kawa BELT brother


おしまい。

六連星(むつらぼし)の記憶2013年09月07日 22時18分

SUBARU 6STARS
今日、ちょっと不思議な事がありました。

週末の買い物に、カミさんと車で。
近所のドラッグストアに車を入れます。
郊外型の薬局です。

その隣りのスーパーは駐車場の幅が狭く
こちらは3ナンバー車でも隣りとかなりスペースがある作り。

なので、こちらに停める事が多いんですが
いつもの様に、駐車スペースへバックで入れます。

左にハンドルを切りながら、バックして下がるウチの車の前を
右から小柄な80代と思われるおじいさんが、よたよた過ぎていきます。
白い野球帽を被って、シャツにスラックス。
この世代は必ずベルトをしています(笑)

なんか近いなあ、と思いつつ、バックして駐車を完了。
すると、おじいさん
バンパーというかフロントをジッと凝視しています。

時折、運転席の私と助手席のカミさんを見て
またフロントを見て、車の左前から動きません。

ていうか、佇んでる・・・。

すわ、またマンションで何かぶつけられたか?((;゚Д゚))
嫌な予感がよぎります。
(お爺さんに、車がぶつかったハズはないので(;^_^A )

慌てて、車のドアを開け、降りて行って、お爺さんに話しかけます。
「どうかされました??」
まだ、お爺さん、車の前側を見ています。

「この車は、何年乗ってるんだい?」
・・・へ? 拍子抜けする質問です。
また、車の前を見ても何も起こってません。
ていうか、洗車してないから、汚い子だけど(´ヘ`;)

「え、もう7年ですけど」後で考えたら、8年目でした(爆)

 何か言いたげですが、文句じゃなさそう。

「あんまり(最近、スバルを)見ないから」とお爺さん。

円安の影響と米国での人気で
スバルは元気なんですが、まだまだヨタ車に比べれば
見かけないのかも知れません。
スバル乗りから見ると、結構走ってる気がするけどなあ。

「スバルがお好きなんですか?」
「昔ね、知り合いが、小さくて丸いのに乗ってたから」

ああ、テントウムシだ。
「スバル360ですね?」
なんとなく、嬉しい様な顔をしています。

スバル360は、1958年=昭和33年です。
映画、ALWAYSの時代。
お爺さんは、30〜40代の頃かもしれません。

お爺さんからすれば、スバル=360のイメージが強くて
この車もそうですけど、丸くて小さくないから
もう無くなったのかなと思っていたのでしょうか?

「最近は、こういう形なんですよ。
 レガシーっていう車のちょっと車高が高い奴です」

レガシーって言葉に「?」てな表情をしたお爺さん。
最近の車にはピンと来なかったみたいです。
でも、今のスバルはこうなったのか、と納得した様子。

店舗の方へ体を向けて、それから、車の横をチラリと目線を落とし
「ん、カッコイイね」そうつぶやきながら
私たちを残して、さっきの歩速でお店へ向かって行きました。


途中から降りてきて、様子を見ていたカミさんと
『おい、こりゃ凹んでるぞ』的な事を言われるかと思ったと
お互い確認しながら、不思議な会話になんだか素敵なひとときを
過ごした気もしました。

ウチの親父より、ちょっと年上のカミさんの親父と同じ位でしょうか。
会話していると、唐突に昔話のスイッチが入る事がありますが
歳を取ると、最近の事より、昔の若き頃の記憶が強烈に
蘇るのかもしれません。

40年位たったら、私も同じ様な事を、私の歳くらいの人に
言っているのかな・・・。

我が黒い子、OTB。よく考えたら、まる8年か。
まだ、カッコイイと呼ばれて、良かったね。

LUMINOX 大人の事情?2013年09月08日 17時43分

時計ネタは、コレで暫くお終いにしますが・・・

ORIENTを購入するも
どうも、10年以上使い倒したルミノックスの買い換えしたい病が発症。

電池交換は無事完了。
つまり、普通に動いています。
だから、別段困らないハズなんですが・・・・

いろいろ調べると出てくる、とある時計の修理屋さんでも
『ルミノックス(なんか)は、ブランド時計でもなんでもない。
 せいぜい、1万円くらいで売ってる、ファッション時計レベル」とあり。

まあ、その汎用ムーブメントからしても、コストが伺い知れるというもの。
針とか外れる機種もあるみたいなので、私のはアタリの時計だったのかな??

重さ=50g程度ですから、腕につけていても全く気にならない。これはホントに楽。

ただ・・・10年過ぎた所為か、ホント、暗闇で暗い。
別に張り込みをする訳でもないのですが、ルミノックスの取り柄ったら
軽さを除いたら、暗い所で「自力で」光る性能、それだけです。

日本正規品は、ブランド力?を生かして強気の価格です。
調べていくと、並行輸入品なるモノがある事が判明。
つまりこれらは、海外旅行とかで買える=海外で流通しているモノ?

これだと、圧倒的に安いんです。同じ商品なのに・・・?
ワールドワランティ(国際保証書)が付いているとしても
以前は、日本正規代理店は、こいつらの面倒をみませんでした(不思議ですね)
<07年以降は、国際保証書がちゃんとしてると、保証してくれるみたいです。>


今使っている、2002年購入の、LUMINOX 3901は
正規流通品を時計屋で購入したのですけど・・・
購入5年目に、裏蓋が完全腐食してたの(緑青でボロボロになる素材w)と、
電池交換で正月明けに出した時には、サポートに1ヶ月も放置されました。

おまけに「年末年始で忙しかった」と言い訳する会社でしたからね。

なので、この正規品っていうモノの扱いにも、
経験から、か・な・り疑問があるんです。

つまり、同じ商品なら並行モノでもいいかって事。
電池交換だってネジ4本外せば、 できます。
(実証済み、ただし保証対象外・・・w)。

防水性能は?て思うけど、そもそも、ねじ込みリューズですらないんです。
あの時計が200mは保つとは思えませんけどね(あくまで個人的な意見)。

ということで、結論としては、日本正規流通品の必要性が感じられない。
取りあえず、日本のサイトをチェック・・・
3901比較1
あれ、ベゼルの数字が違います。
文字盤6時位置上の、ネイビーシールズの文言は数年前から削除されています。

ていうか、海兵隊に所属してる奴が「おれ海兵隊だもんね」的な時計をしないしょ、普通(爆)。
まあ、取説などには、採用している各種当局の名前が連ねられてますけど、ホンマかいな?
(ただ実際、消防士とか警察関係者の利用者は多いみたいです。用途は、暗闇関係?)

私的には、今の3901はデザインが好みじゃなくなってる。
もうちょっと調べると・・・

USでのサイトです。
3901のベゼルは変わっていません。日本仕様と異なります。
もちろん文字盤上のシールズマークは消えてますけど。

それより、3001の完全に白黒Verである、BO(BlackOut)なるものを発見。

3901比較2

ということで、候補は、3001BOに決定。

ちなみに、サイト上では・・・
25年は保たないぞ
ルミライトは25年って謳ってますけどね(´ヘ`;)

楽天で探すこと暫し・・・
並行輸入品と思われる3001BOを発見。

値段は、正規品(日本代理店経由)より1万円以上安いです。
ていうか、希望小売価格で比較したら、ほぼ半額。

結果・・・数件の中から、よさげなショップから購入しました。

2年保証ってありましたけど、これはショップオリジナルだと理解の上。
ただ・・・・開封の儀式をした後、気がつきます・・・。

あれ、国際保証書が入ってない〜。

開封した時に、箱(ていうかケース)のロゴに対して
時計の位置が反対(つまり時計が下)になっていたので
「出荷検査時の検品の時に、もしかして入れ忘れ?」と思い
購入店にヒヤリングしたんですが・・・・国際保証書は付かない商品であると発覚・・・
ん?
ということは、この店を通じてしか修理とかできないという事か。
なんで、そんな事が発生するの?ていうか、この時計は本物??

結論から言うと・・・
LUMINOXには、いくつかの流通ルートがあるようです。

ココから先は、購入店も明らかにできないらしいので
あくまでも、ワタクシの推察ですが・・・・・

①日本正規品 国際保証書付。 修理は、日本国内の正規代理店のところで。
 量販店で売ってるのは、こちらだと思います。

②並行輸入品 あるいは海外購入品 国際保証書付? いちおう面倒見てくれるのかな、サポート?

<今回購入したもの>
③並行輸入品 国際保証書なし。お店の保証書付きw。修理は、購入店を通じてのみ対応。
 
どうもこの③ていうのは
官給品とかで大量に配る時のものと推察。
「ほら、支給だぞ」って配るものに、わざわざ保証書を付けないし、壊れたら申請する的な?
あるいは、ある程度の数をまとめて発注するバルクオーダー品??

兎にも角にも、この③の商品は、そういう意味で安いんです。
お店に聞いて教えて貰ったのは・・・
「詳細は教えられないけど、海外代理店から購入した正規品(本物)には違いない」てこと。

まあ、信じるしかありません。

ということで、このルミノックスの流通経路には、
大人の事情(法人契約かな?)てえのがある事が、今回ようやく分かりました。

あくまでも、憶測と推察ですけどね。

ということで・・・・

届いた3001BO。
ケースは、眼鏡のケースみたいにおしゃれです。(青いのは2002年の3901の やつ)
LUMINOX3001BO_01


モノクロにしてみたけど、LUMINOX 3001BO。
LUMINOX3001BO_02


LUMINOX3001BO_03
緑が被っちゃったWBだけど、こんな感じ。


3901(2002)と比較。
LUMINOX3001BO_04
ていうか、中身は同じムーブメントのハズ。
モノトーンだけど、視認性はそんな悪くないです。

LUMINOX3001BO_05
斜めから。

裏蓋を見ると・・・
シールズマークの右隣りに、潰れかけた「LUMINOX」マークの刻印。
LUMINOX3001BO_07
いくつかのサイトで見た写真と同じ。
つまり、この手の流通品には、この刻印が付くという様子。

LUMINOX3001BO_06
ルミライト比較。右の3901は半減期で視認性悪化。
BOモデルは、ライトの色が青ベースです。

笑ったのが、取扱説明書の内容。

ルミライトの保証は10年だって。
サイトの25年光るってえのは、完全に消えるまで、てことか。

LUMINOX3001BO_08
さらに、ベルクロバンドに交換。

これにて散財日記、おしまい。