冬の蓼科へ <その1>2014年12月22日 10時00分

異動から、なんとか3ヶ月。
慣れたとは言いにくいですが、なんとか生き延びました。

そろそろ、1日くらい、お休みを取りたい気分。

実は、10月頃、昨年宿泊した↓奥飛騨の旅館から、ハガキが届きました。

いざ、奥飛騨へ その1 ― 2013年05月10日


それを見ると、なんとあのAシェフが、蓼科のホテルに戻ったとの事。
元々は、そのホテルのシェフだったんです。

奥飛騨は、長野から一山越えなければならない立地ですし、諏訪まで行けば
あの食事をまた楽しめるとなれば、行かないわけには参りません。

古参のスタッフもいなくなり、前回9月に宿泊した時は、料理はともかく
給仕が台無しで、もう「来ないな」と思った次第ですが、これは状況が変わりました。

早速、Aシェフにメールで連絡。
たぶん、こちらの事までは憶えていらっしゃらないと思いますが
丁寧にお返事も頂きました。

それから12月となり、1日有休を挟めば、連休となる本日。
中央高速で、諏訪を目指しています。

おまけに、先日購入した、M.ZD 40-150mmPROもありますので
それも持ち出して、久々の撮影旅行?でもあります。

はい、いつもの双葉サービスエリアで、八ヶ岳スカイツリーを撮影。
OM-D EM-1+M.ZD12-40mmPRO

M.ZD 40-150mmPROを装着して、遊んでみます。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO F5.6

SA内の公園は、もう完全に枯れ葉も散っている状態。
なにか分からない実を撮影。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO F4

ここからは、富士山が見えます。消えそうで消えない傘雲に覆われてました。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO F5.6

ま、富士山は地元に帰るときに撮影するとして・・・意味も無く、下りのSAを狙います。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO F5.6

次の一枚は、10mくらい離れた所から、カミさんを撮影して、等倍切り出ししたもの。
テレ端150mm側です。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO F5.6

これを見ると、やはり解像度はなかなかのモノ。
手袋の繊維とか、FINEPIX F800EXRの文字とか見えます。

オリンパスのサンプルの女性モデルですが
ハナ毛とか産毛とか、丸見え(いや〜ん)だったのも頷けます。

これは、女優泣かせのレンズです。

車に戻る途中、空を見上げて、カミさんが「飛行機っ」と言うので、撮影。
F4になっていたのですが、無限遠がきちんと出ていて、JALと思われる機体が確認できます。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO F4

遠くから愛車を。
だいぶ傷だらけになってるハズですが、コーティングの影響か、遠目は艶があります。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO F4

こんな所で遊んでられないので、高速に戻り、諏訪まで。

ぐるナビのアプリで適当に検索して、近いお店をチョイス。
意外に、正解でしたし、だれもいない月曜日の昼間で、貸し切り状態でした。

RICOH GR+GR LENS

天気は、予報に反して、ほぼ晴天。
ただ、風花が舞うほどの寒さ。

さて、今日は、諏訪大社に。

手水舎下は、カチコチに凍ってます。うー、寒い。
OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO

諏訪大社の鳥居をくぐり、回廊風の参道へ。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO

最後まで悩んだけど、私の使い方で、果たして、テレコンが必要だったか・・・?

超上田(ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm SWD)は月面撮影もするので、EC14は必須ですが
この(小上田と命名)M.ZD 40-150mmPROは、E-M1サイズに合わせて、小振りですし
ズームできる単焦点的な(意味不明)感じと言いますか、そんなハンドリングです。

重いという評価もありますけど
E-5+ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm SWDの組み合わせに比べたら、楽です。

OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO

回廊は屋根があるので大丈夫ですが
他の参道は、雪が凍りついて、完全にアイスバーン。

気を付けないと転けます。
移動時は、E-M1を抱きかかえる様にして、スニーキング歩行。
まあ、見た目は、MGSのスネークさん風。

ソロリソロリと歩いて、参拝を済ませました。
まあ、予想した通りの、おみくじ(御言葉)を頂いて、戻ります。

境内にある、龍形の手水場。
OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO

回廊を戻りつつ、眼下に見える、大太鼓を狙います。

ピンが太鼓の縁に合ってしまいましたが、背面モニター的には、なかなかだったんだけど(´ヘ`;)
OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO

さらに、斜め横から振り返って。
OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO

回廊の終わりの、神紋。この写りはなかなかグーでした。
OM-D E-M1+M.ZD 40-150mmPRO

さて、女神湖まで北上して、いつものホテルへ。

今年は雪が降るのが本当に早く、実はスキーも出来たくらい。
道すがら、凍結路が多く、4シーズン目のXICE2でも、走る事は可能ですが
まあ、どんなスタッドレスを履いても、凍っていたら、止まれません。
ABSがガシガシ効きますが、それでも、車間距離は大切です。

部屋に入ると、ウエルカム「てるてる坊主」が(笑)。これはハンカチになるそうで、新試行。
となりには、シェフが作った、ウエルカム・スイート?として「マカロン」もありました。
(以前はクッキーでした)

OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 


OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

さて、そろそろ、夕飯の時間です。

・・・つづく。

冬の蓼科へ <その2>2014年12月22日 18時30分

一応、本日は「クリスマス特別ディナー」です(笑)。

年々、気分は【日本人】ですし、明日は【天皇誕生日】な訳です。
おまけにクリスチャンでもなんでもなし。

近年は、ツリーも飾らなくなりました。心境の変化と申しますか。

目的は、ホント、Aシェフの料理を頂く。その1点のみ。
ただし、どうせ頂くなら「スペシャルなコースを」という事で、狙って来ました。

RICOH GR+GR LENS

今宵のディナーの始まりです(爆)。

しかし、WBが難しい。
後で、「電球色残しOFFモード」にして、調整しました。

そうそう、レンズはLEICA D SUMMILUX 25 mm です。
寄れないレンズですし、やや暗いレストラン内なので、ピン甘な所は御容赦を。

OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

ドリンクが付いてるらしく、TOSOのスパークリングをチョイス。

OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 


まずは、アミューズ。

『お野菜のアレンジメント ズワイ蟹のパートフィの包み焼き』
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

野菜をカブで巻いた一品。
Aシェフの名刺代わりといった料理。

カブの絶妙な食感と味噌と野菜の味が、口の中で広がります。
まさに、あの味。久々で、幸せ感・・・上昇中↑
ソースもパンで全部拭き取るくらい、絶妙。


『伊豆川奈港 直送鮮魚とお野菜のアンサンブル じゃがいもとカマスのテリーヌ添え』
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

フォアグラ料理も、しつこくないのが特徴。
サンドイッチ風の時もありましたけど、今回はステーキ風?

『フランス産フォアグラのソテー 金柑のコンポートと塩キャラメルのソースで』
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

この時、Aシェフがテーブルに登場。
久々にお目にかかれました。
お忙しいので、少しだけ会話を。

向こうのテーブルからも「おかえりなさい」の声が。
彼の料理にはファンが多い事がうかがえました。だからリピータになるのです。


さて
ブルゴーニュの好きな、Aシェフらしく
ドリンクメニューに、ちゃんとブルピノが!

ハーフボトルですが、手頃な値段。
スパークリングの後は、これをオーダー。

給仕してくれたお姉さんも、ちゃんとワインも説明できる子になっていました。
エチケットには、ニュイ・サン・ジョルジュの記載。

RICOH GR+GR LENS

グラスが冷たく、部屋もやや寒かったのか、やや酸味を感じましたが、ピノですからね。
でも、もっと常温で開けば、結構、美味になりそうな、ブルピノでした♫

あとで調べたら、エチケットは「エルメスのデザイナー」によるもの、だそう。
流石のAシェフセレクトでした。(グラスもちゃんと赤ワイン用になっていました)


『立科のポワロー葱 ポタージュスープ フランス産トリュフ添え」
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

なんと、このトリュフ、ホテルのブログに載ってましたが
1kg25万円だそう((;゚Д゚))ガクガクブルブル 
(この2枚で、だいたい0.5から1gとすると・・
 ・・・驚く値段ではないけど、キノコにその値段は凄いですわ)


この後「赤やがらのロティ」という料理が出たのですが・・・あれ、写真なし。

先ほどの、お姉さんに
「聞いちゃいけないかもしれないけど、赤やがら、てどんな魚なの?」

するとですね・・・
「あ、私、魚を捌いてたので分かります。あごが体の半分くらい長い、白身の魚なんです」

給仕のお姉さんが「魚をさばいていた」のも意外でしたが、説明がきちんとできて好印象。
「顔がほとんどで、身がとても少ないんです」だそうな。

うーむ。9月から完全にこのレストラン、体制が変わったな。GJ!
(ちなみに、赤やらがを検索すると、かなりヤバイです)

『立科産サンふじとシャンパンのグラニテ』 お口なおし。
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

最後は、メイン。
『牛フィレのグリエ Cafe de paris バターと共に』 これも、Aシェフが運んでくれました。
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

前回、焼き加減で一悶着あったので「お奨めは?」と聞いたら「ミディアムレア」との事。
ちょっとレアは苦手なので、もう少し焼いてもらって「ミディアム」にしました。

これも今回、給仕とちゃんと会話が成立しました。うーむ、Aさん教育徹底したのかしら。

デザート前に、お口なおし2。
『グレープフルーツのプリン』
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

さて、そろそろディナーも終盤です。

OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

『クリスマス特製デザート盛り合わせ』
RICOH GR+GR LENS

イチゴのサンタがかわゆすぎる。
可哀想なので、ひと思いに口にパクッ。


食後の珈琲とともに『お茶菓子』
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 


いやはや、もう大満足。
私の中で、これを越えるフレンチはありません。

・・・楽しいひとときは、すぐに終わっちゃいます。うむ、また来よ。


食事の後、寒さに耐えながら、少しだけ外を撮影。

OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

慌てて、ロビーの暖炉へ。
OM-D E-M1+LEICA D SUMMILUX 25 mm 

ということで、明日へつづきます。