ウクレレスーパージャム20142014年10月26日 21時00分

はい、汐留地区の裏にある「ヤクルトホール」が本日の会場。

ウクレレ奏者が一堂に会して行うイベントが、コレ。
今回で10周年という事らしいのですが、今回でENDという事らしいです。

現在、キヨシ師匠のところにモグリ込んでいるワタクシですが
先生に習う前に、このジャムで、師匠を知りました(生で見たというべきか)

Ukulele Super Jam 2006 ― 2006年04月01日



もう1回くらい、どこかの年に行った記憶があるんですが
我がブログで検索できず。

2007年、キヨシ先生が息子のなお君と登場して、壇上で足が攣ったのを目撃した1人です。


ということで、会場に、14:15に到着。

レッスン仲間のKuさんも来ていました。
本妻でなく、愛人(あわわ)でなく、お友達と来ていました。
もしかしたら、Kuさんが側室なのかもしれません(爆)。

拝見したら「くじら山」のイベントで、来てた方でした♫

入り口を見ると、いつも会場でお会いする「tetsuyaさん」のお姿も。
「くじら山以来ですね」とお声掛けできました。

まあ、ウクレレ歴も長くなり
こうしたウクレレ・イベントで知り合う方も数名いたりします。


さてさて・・・14時30分:開場。15時スタートのライブですが
終了予定時刻は・・・19時30分 ((;゚Д゚))ガクガクブルブル・・・ な、長すぎる。

プロやプロになる方、そしてハワイやタイから招聘された方々、総勢22名の演奏。
もちろん、全部、ウクレレ・プレイヤーです。

個人的な感想を・・・辛口です。

これだけのプレイヤーがいらっしゃるのに、ちょっと残念なのは
若い方のほぼ全員が「JAKE」になっているという事。

もちろん、あの、ジェイク・シマブクロの事です。

テナーで、ハイポジションで、速弾きしちゃうと、どうしてもジェイクに聞こえます。
ルーパーを使った多重録音もそう。すべて、彼が最初に始めた事です。

ワタクシは、ジェイクのコピーもできないヘタクソですが、それを棚の上に挙げて申します(自爆)。

ジェイクのマネは、良いです。できるに越した事はない。
それは、素人の内なら許されると思います。

これからプロを目指す方。ステージに2曲だけですが、選抜されて舞台に立つ方・・・
「オリジナル曲」と言っても、ジェイクのDNAの中の、あるいは流派の演奏で良いのですか?

彼の前に道はなく、彼の後に道ができる・・・そういう意味では、ジェイクの功罪は大きいです。

JAZZを聞きますが、ピアニストだって沢山いて、みんな違う雰囲気です。
楽器はピアノで同じなのに、演奏した音楽は、違う独自性を有しています。
ビル・エバンスしかり、オスカー・ピーターソンしかり。
サックス奏者もそう 。同じ楽器なのに、違う「音楽」を奏でていますよね。

キヨシ先生が、キワヤのコンテストの後に、よく授業でおっしゃっています。
「うん、速弾きしても、テクニック賞はあげられるけど、音楽性がないと、優勝はできない」
というニュアンスの事を。・・・私も(偉そうですが)同感です。

閑話休題。

私が良いなと思ったプレイヤー・・・。

<デイジーどぶゆき>
「レレ・ハッピーデイ」を久々に聴けました。
レッスン仲間にウクレレサポート協会の子がいますので
直伝譜面で、発表会でも歌いました。

オリンパスの古いフィルムカメラ(OM-10)が、じいちゃんの形見なので
この歌は、本当にジンと来ます。
それにいても、彼の歌声は、体の奥に突き抜けてきますね。
生歌が聴けて、良かったです。

<Gensblue>
07年当時、デイジーさんとコンテストで競った方らしいですが
シザーハンズばりのメイクで誤魔化していましたが、相当緊張していた様子。
「なんで指が震えるんだ」とMCする位で、人柄がうかがえました。
爪弾く奏法がめずらしく、もっとリラックスした演奏を聴きたかったな。

<キヨシ小林>
我が師匠。
なんでたった2曲なんだヽ(`Д´)ノ 最年長の大御所ですぞ。

いつもながらの素敵なリフと洒脱な演奏、さすがです(贔屓目)。
それにしても「On the sunny」は先生、本当に好きな曲なんですね。

やはりキヨシ単独ライブか、ウクレレ・スィング・ギャングのライブやらないかな。

<新納悠記>
平井堅ばりの低音ボイスなMCが素敵。
「あまり速弾きはね、やらないんです(←つまり、できる人なんですが)。
 自宅でそんな事普通やらないでしょ。」なのが良かった。

落ち込んだ時に「なにか」が寄り添う様に、音楽もそうあって欲しい・・・。
人柄がうかがえる演奏でした。


<<追記 14.10.29 >>
この新納くん、コンテスト優勝の時、見てた。初見じゃなかった((;゚Д゚))ガクガクブルブル 

<山本家>
中学生の時に、キワヤ・コンテストで勝っちゃった子。今は16歳。
大阪の子で大阪弁ですが、凄くシンプルな素敵な女子高生。
「Aトレイン」「バードランド」を演奏。
ジャズだからキヨシが乱入するかと思った。・・・こんな娘がいたらデレデレだな、お父さん。

<勝 誠二>
キヨシ・IWAOライブで拝聴した「カノン」はルーパーを用いた演奏ですが
ベース、パーカッション、ボイスを多重録音させる方法は、他の方がやれそうだけど
勝さんのが音楽性が高い、ですかね。

勝さんのオイハタ・テナーを見る事ができました♫
(オイハタのテナーの独特な、低音の少し、こもった音も確認しましたw)

★VanceKさんといっしょだった、EbAK氏も、オイハタ・マンゴー・レレでした!

<タイから来たGuyUkeくん>
演奏が丁寧で、綺麗な旋律でした。

おまけ
<Honoka&Azita>
ハワイから来た16歳と13歳の女の子。
バリバリの演奏で、「パイプライン」「ハワイ5−0」を演奏・・・

あれ? この選曲・・・この奏法・・・ジョディ(カミサト)かブルース(シマブクロ)な
雰囲気が・・・・と思ったら「ウクレレ・ハレ」の生徒でした。

ああ、やっぱりな感じ。

彼女たちの向こうには「ジェイク・ブルース・ジョディ」のDNAが見えます。
無茶クチャ荒削りな演奏ですが、たった2年で(13歳の方)アレを弾けるんですから
「ウクレレ・ハレ」のレッスン手法というか、教え方が抜群に凄いと推察します。

ただ・・・あのままだと、飽きられちゃうかな。 凄いけど、これからが難しいね。

その他、沢山のプロ・アマの演奏を楽しみましたが
ワタクシのコメントはココまで。

両手を挙げて「良かったね」とは申しません。

聞く立場としては、やはり「音楽性」のある方の演奏を聴きたい。

ただし、レレ・プレイヤーとしては、申し上げるレベルにありません。
今後とも努力します〜(フェイドアウト)。


終わったのが、20時頃。
やはり車で来て正解。

高速最速理論で、小一時間で我が家へ帰りました(爆)。


最後に・・・
24日(金)に、実は、師匠の単独ライブがあったんです。
スーパージャムも予定にあったので、行けなくて残念。

現地にいたMA君から、変な写真を送って貰いました。

タイトル 「ウクレレアンサンブルを心配そうに見る、星明子状態なキヨシ」
KKasAkiko
                                      撮影By MA君

コメント

_ ぴい ― 2014年10月28日 22時46分

私は行けなかったけど、この日記で、雰囲気が伝わってきましたよ。
いいなー。これでラストなのは残念ですね。
ちなみに、私は、おばさんふたり組で、金曜日のライブの方に
行ってきましたよ~♪
師匠の演奏を堪能。UOJの女性6人のよるアンサンブルもよかったです。

_ MOTO ― 2014年10月28日 23時38分

>ぴいさん
見てはいけないモノを見たMOTOです(くうさん事件です)。

さておいて、キヨシライブは告知が遅いので困りマス。
ウクジャムは数ヶ月前ですから、その前にライブ入れられてもお、です。

マリーンライブは金曜に多いのですが、なかなか行けないですね。
ブルドラ肝試し、金曜祝日とかに重なれば、トライしたいんだけどw

_ モリッチ ― 2014年10月29日 15時03分

辛口レポート、楽しかったです。

Gensblueさんは、終演後、ロビーでテ◯ヤさんとお話していて
1曲弾いて指がつっちゃったので、2曲目を1曲目に弾けばよかったと
おっしゃってましたよ(人間味があっていいですねっ)。

新納さん、音がきれいで印象に残りました。
私は、品のいい平井堅さんみたい、と思いましたデス。

フラリーパッドさんのウクレレ弾くお方は、ピーターパンみたいと思いました。

マリーンも行きましたよ(先生の柱からのぞいている姿、かわいかったです)。

_ MOTO ― 2014年10月29日 21時24分

モリッチさん、どうもです♫

新納さん、初見でしたが、素敵でしたね。
フラリーさんは、久々に拝見しました。
歌えば完璧な感じがしますが、歌わないDUOなんですよね(笑)。

マリーン行きたかったんです。

そもそも、このSジャムで、キヨシ先生を見たのが最初。
まさか、クラスに潜入できるとは思ってなかったんです。
キヨシ節のJAZZのワザを盗む(いや習得)するのが夢です。

_ かど ― 2014年10月30日 20時42分

 興味はありましたが、お値段で躊躇したクチです。
辛口レポ楽しく読ませてもらいました。

5時間もやってるのに一組2曲ほどなんですね~
僕はちょっと物足りなさを感じそうです。
結局1回も行かなかったですがw

_ MOTO ― 2014年10月30日 21時43分

>かどさん
かどさんは、ステージの上に立たないと。
ていうくらい、プロアマの方も多かった感じです。
時間を考えるとお得な気もしますが、もうちょっと凝縮して欲しい感。

ただ、こうしたイベントがなくなるのは
ちょっとウクレレも以前ほど人気が・・ていう気がしますねえ。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの管理者は誰?(半角大文字でいれてね)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://motospowerweb.asablo.jp/blog/2014/10/26/7476557/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。