レレ発表会(9回目)とソロ演奏2014年01月25日 23時00分


前回が・・・

発表会はデュオで ― 2013年04月27日

でしたから、もう半年以上になります。

今回で、”9回目”のウクレレ発表会がやってきました。
幸い、発表会は皆勤賞。なんとかココまで来た、ていう感じです。

いつもの様に、午後2時前の集合。
ていうか、私、15分ほど遅れちゃったので、皆がいるカラオケBOXに直接向かいます。

ルームに入ると、既にKu夫妻、ダークマター君、昨日レレを急遽購入したIGさん、
KTさん、YKさんと、専属歌手mikoちゃん。あれ?Piさんの姿が見えません。
尋ねると、Piさnが指導しているお教室のレッスンで遅れて来るのだそう。

実は、Piさんが来ても、わずか8名。今回は参加者が少ないです。

いつもジェイクを弾くMAくんは、なんとシナへ出向中。ITさんもお仕事という事で
何年も続けて、確実にこうした発表会に出られる事は、幸せな事なのですね。

さて、私が入った後、数分後にPiさん到着。
『生徒の子供がね、「Mizutamari」のオリジナルが、◎◎さんの奴だと思ってから
 訂正しておいた』というので、そりゃ、YouTubeの影響力も凄いものだと思いますけど
オリジナルは、キヨシ先生ですから、しばいておかなければなりますまい(ええ、生徒として)。

そんな雑談の後、課題曲を練習。
もう「エデンの東」は一回やったとの事なので
「イマジン」「スイートサムワン」とやった後「イパネマの娘」を復習。

その間、ドリンクとか食事とか、しょっちゅう店の人が出入りするんで、落ち着かない〜。
(ていうか、ここの店、効率悪いね(´ヘ`;) )
それを無視しながら、練習は続きます。音止めないものね、みんな凄い。

「どうしても、四分音符が延ばし切れてないね」という、ブラバン並の指導がPiさんから入ります。
ボンゴ持参のKuさんは、「じゃ、も一回」と何度も我々にプレッシャーを与えて、練習させます。
意外にSなので驚く次第w 私はソロをヤルと決めてから、テンションが朝から変調中。

約2時間、オケボックスで練習したら「あ〜、もう疲れちゃったね」の様相。

4時も過ぎたので、会場のブルドラへ移動。
途中、前回の発表会前に食べておいて良かった「たい焼き」さんが長蛇の列なので
YKさんとKTさんに並んでもらい、我々は、会場の場所取りへ。

既に、数組が中で陣取り、ステージではUOJメンバーによるセッティングが始まっていました。
我々クラスは、ステージに向かって右翼ラインのテーブルを確保。
カメラもセッティングします。

<レレ仲間には関係ないんですが、これはカメラブログとしての言い訳>

OM-D E-M1を持ち込む予定だったんですが
サブ機としては、すでにメイン機並に大きくなってしまったんですよね。

しかも今回は12-40mmPROなんてレンズを付けてしまったんで、総重量も879gと1kg近い。
それにミニ三脚と延長棒を付けて固定・・・あるいは三脚固定?
といろいろ考えたら、会場で落下するリスクも含め、今回は辞めました。
(だって壊れたら、約20万円が飛んでいくわけで・・・)

ということで、カミさんのFINEPIX F800EXRを持参。
かなりちいちゃくなりましたけど、HDモードで撮影すれば、なんとかなるでしょう。

閑話休題。
それにしても、会場を見渡すと、参加メンバーにUOJ(ウクレレ・オーケストラ・オブ・ジャパン)の
錚々たるメンバーが多いです。ていうか、なんで、こんな場末の発表会に?て気がしますが
池袋やキワヤチームにUOJ在籍者が多いって事なんですわ。
この状況ですでに「バツゲーム的な」様相。

KTさんとYKさんが、たい焼きを確保して来場。
ただ、ライブハウス内で食べてはアレなので、外に出てから、食べちゃう事にします。
たいやきむしゃむしゃ

ちょっと糖分補給と気分転換を図った後、開始を待ちます。
グループ発表は皆がいるので平気ですが、ソロをやるとなると、なんでこんな変調なんだろう?
時折、ドキドキしたり、時々スッと平常に戻ったり、すでにアドレナリンもおかしくなってるのか?

5時前にキヨシ先生が到着。

各グループの課題曲とソロを弾く人はエントリーシートに書き込みます。
一瞬ですね、書こうかどうか、怯む訳なんですよ、実際。(だってUOJが多すぎる)
Piさんは「えー辞めようかな」なんて言ってる訳ですし(ていうか前日、六合飲んだってねぇ)

勇気を振り絞って、エントリーに記入。相当な猛者の前で自殺行為ですが・・(´ヘ`;)
やらないよりは、やって後悔した方が良いハズです。

我がチームは、全体の2番目のローテーションとなりました。
ソロは分かりません・・・いつ来るのか?

キヨシセンセの前座から始まります。
1曲目は「オン・ザ・サニー」。
やっぱり、先生はこの曲好きなのですね。
ソロエントリーが無い時(かぶらない時)は、結構な確率で演奏してくれます。
今回も、いつもとアレンジが違いました。さすが。

2曲目は、なにも説明なしに・・・「夢で逢えたら」でした。
そうか、大滝詠一氏が年末亡くなったのですものね。素敵なアレンジでした。

ということで、グループ発表開始です。

すぐにウチのクラスの1曲目が来ます。

まずは「エデンの東」です。

KTさんが、ジャンケンで勝ったので(何故か)初体験のイントロ・ソロになりました。
「この曲をキヨシ先生とジェームスディーンに捧げます」なんて言っちゃて、余裕ですが・・・

まあ、最初の1曲目は、シンプルすぎるアレンジで誤魔化しが効かない曲ですが・・・
なんとか終わりました。あんまり綺麗に弾けてなかったのだけど、終わった後で
後の立ち演奏組が「狭い狭い」と嘆きの言葉を発します。

私もその1人だったんですが、背面の壁と譜面台が狭すぎて、演奏の体制が作られる前に
始まっちゃった感があったので、次のステージの注意事項となりました。

次々に、違うクラスの演奏が進みます。
UOJのメンバーが入っているクラスは、演奏のテンポやリズムがキチンとしています。
ただ、譜面通りちゃ、譜面通り?
我がクラスは(テンポが)走りますが、勝手にアレンジするのも得意なクラスです。
・・・我が道を行くのです(キッパリ)。

次の順番が来ました。
「イマジン」「スィートサムワン」です。

「イマジン」はKuさんのコードストロークのイントロでスタート。
私もバッキング担当。女性陣中心で、メロディライン。
途中、違うバッキングを入れてみましたけど、後で聞いてみると効果無し?
改善の余地がありましたが、まあ、これも勉強。

「スィートサムワン」は、かなり運指が難しいアレンジですが
事前練習の成果がまずまず出ていたのと推察。意外にまとまって出来ました。

ということで、あと1曲は、ソロ大会の後になります。

他のクラスの素敵な演奏も終わり、いよいよ、ソロおよび有志のコーナーに。

mikoちゃんは、違うクラスにお友達がいるとの事で、ふたりでトライするとの事。

キヨシ先生が「最初にいくからね」と彼女の所に、事前に連絡に廻って来られました。
センセ、歌わせるの好きだからなあ。

女子ふたりでの「オーシャンゼリゼ」でしたけど、堂々の歌いっぷり(時刻=18:25)。
流石、我がクラスの専属歌手?です。
キヨシクラスだけでなく、他所でもステージ慣れしているためか
どうみても「緊張してます」ではなかったぞ。

ソロやグループ演奏が続きます。

ウクレレ3年目の女子が「トトロ」に挑戦していました。
3年目で、私は人前で弾けてなかった思います。もうね、挑戦するだけで尊敬。
こうした皆が歌える曲は、会場もノってくれるので、良いですよね。
しかも女の子が演奏すると、会場は優しい雰囲気、クソ〜。
でも、周りが歌いすぎて、逆に演奏できなくなっちゃったみたい。
最後まで演奏しきった「どこかの教室の新人」さんに、拍手。


その後、Piさんも早めに呼ばれます(18:45)
Piさんも、大滝詠一を偲び「君は天然色」!
譜面もなく、自分の頭に響いている音を演奏するスタイルは流石。
ジャカソロ、3連も入れて、堂々のステージ。
すごすぎる・・・とても二日酔いとは思えない(爆)。

ということで・・・・え、まだ廻ってこないワタクシの順番。
その間、池袋クラス全員の演奏などが入り・・・まだ来ない・・・

ジェイクの143をソロで弾くお兄さんがステージに出ると・・・その準備中に
キヨシ師匠がこちらに近づいてきました。

BD常連のご夫婦を差して「彼らが次。◎◎君は次に行ってみようか」と声掛けしてくれます。
おお、この猛者の後か・・・とやっと順番が明確になった事と、それより何より
センセに「◎◎君」と初めて名前を呼ばれた気がするのだが???
・・・苦節5年、長かったあ?

喜びと不安が混じる中、143をジェイク張りに演奏する人を眺め・・・
でもそんなテクニシャンでも、ミスもしてるしなとか観察しつつ・・・
その後、BD常連かつUOJメンバー夫妻の演奏をジッと待ち・・・もう待ってられねえええっ(苦悩)

いよいよ、今回のソロ弾きステージが到来です。(なんと時刻は19:08。長い、ホント待ったよおお)

ステージのど真ん中に1人座ります。・・・まあまあ得意のMCからスタート。
「何度やっても、緊張致します」的な内容で軽くしゃべってから
「ノクターン(Op9-2)」に挑戦しますと宣言して・・・

浅田真央よろしく「ふう〜」と呼吸を抜くのを・・・完全に忘れました(自滅)。

KeyはF。Fのコードからスタートして、最初のAメロはまずまずOK。
Aメロの繰り返しから、譜面に無い音を入れはじめます(;^_^A 

前回は、Kuさんとのコンビでしたが「譜面通りに弾く」「相手に呑まれず合わせる」がテーマ。

今回のやりたい事は、自分の演奏したい様に演じる事。
基本は譜面に従いますが、アレンジやテンポ、自分が思う形で、ヘタでも良いから弾くこと、です。

ジャズピアニスト小曽根さんのノクターンが好きで
ピアノとはキーが違いますがあの雰囲気も出したい。
他の方のカバーもあるので、おいしいとこ取りで、好きな音を加えました。

しかし・・・やりたい事は分かってるんですが・・・
コードの形を組む指が、時折「へな」となります。こ、これがステージの白い魔物
練習の時の30〜50%でしょうかね、出てくる音って。

Aメロが終わり、Bメロにさらに続きます。
C→G→B♭→B♭m→Fのあと、Cdim、D7と来るんですが、ハイコードよりのポジが
冷たくなった指のコントロールを狂わせます。ていうか、指がこんがらがってる・・・

ちょっと遠い視点から違う自分が眺めてます・・・ああ、修正せねば・・・
なんとか焦らない様にと、自分で自分の手綱を握ります。

ようやく、Aメロに戻ります。ミスは所々出ますが、とにかく弾き続けます。
最後のサビを終わり、エンディングへ(浅田真央SP曲エンディングのパクリ(爆))
親指が3弦をかすって音が出ないのが1つありましたけど、終了・・・。

こうした「聴かせる」曲は、会場がシンと聞き入ってくれるので良いのですが
逆に、相当なプレッシャーでした。照明で、会場はまったく見えませんでしたけどね。

脱力感と達成感で、ステージを後にします。
「よかったね、雰囲気があった。ほかの誰にもない、なんか雰囲気があったね」
録画された映像を後で見ると、キヨシ先生のそんなコメントが録音されていました。
(ていうか、後で聞いたら自分で解読できず。カミさんが「そういってる」と通訳(自爆)したw)

いくら演奏が上手くても(←ていうか出来ませんけどね)コピーなら意味が無い。
自分が自分らしく弾こうとした結果で、先生からのこのコメントは最大の賛辞だったと思います
うむ、しんどかったけど、やって良かった。

その後、UOJ改め「ブラジルから来た(怪しい)4人組」の演奏。
ブラジル4人組
なぜか「ルパン」「999」とアニメばかりだったけどな。

ほとんど学芸会の様相。いつから、こんな発表会になったのだ?

そして最後のトリは、我がクラスの「イパネマの娘」です。

ワタクシのMCの後(ていうかソロが終わってるので、もうなんでもござれです)
(専属歌手に歌わせるため)あやしいポルトガル歌詞(日本語カナフリ)を入手した成果を出します。
Kuさんは、自宅からわざわざ大きなボンゴ持参で、パーカッションをやってくれました。
mikoちゃんボーカル「イパネマの娘」で、会場はヤンヤの盛り上がりでした。

大団円は、全員での「Over The Rainbow」の合奏。今回の発表会も無事終了。
いや、ホント疲れました。

明日もレッスンですので、先生に挨拶だけして、クラスの全員で帰路へ。
数名で「つけめん」反省会をして、帰りました。

ソロをやるのはキツイ。
でも・・
やらない時やった時 の達成感なんです。

仕事で出られない人・・・
いつの間にか来れなくなった人・・・
そう考えると、レッスンを続けられる、あるいは発表会に出られる事を考えたら
その方たちの分まで、しんどくとも、やっていこう・・・
・・・与えられるチャンスを生かそう・・・と思う次第でありました。

ではでは、お疲れ様でした。
ふうぅ〜。
BD_20140125