盲導犬の里2008年09月27日 14時30分

PR犬 コルク
PR犬 コルク号

さて、松木さんのお店から、北上。

帰路は、特に当てもなかったのですが、
北上したその道なりに、数年前に建設された
日本盲導犬協会「盲導犬の里 Fuji Harness」を発見。
気になってたし、見学できそうだったので、そのまま駐車場にイン!
フジハーネス


隣りの牧場の匂いなのか、所謂「田舎の香水」の香りに
駐車場で鼻面を殴られた感じですが、ヨロヨロしながら施設へ。

簡単なアンケートに答え、1人500円の募金を求められたので
入場料代わりに支払って中へ。
それなら、いっそのこと入場料取っちゃえばいいのにね。
(昔、ハワイのハナウマベイで、1人$5の募金に対し、
 「タダだって聞いてた!」と憤慨していた、子連れの
 奥さんがいたけど、なんのための寄付か理解してないアホでした。
 ココで同じ事する人いないとは思いたいけどな(´ヘ`;))

2時から丁度、デモ(ンストレート)犬による説明があるとのこと。
広い会場で、待っていると、定刻通り、PR犬のコルクと
本施設の方がデモを始めました。

盲導犬は、こうした施設で生まれたら60日後に
ボランティアである「パピーウォーカー」に預けられます。
約1年後、施設に戻り、いよいよ盲導犬としての訓練。
その中で、適正を確認されつつ、アウトローの子は
こうしたPR犬になったりします。

「服従しつつも服従しない」(赤信号なのにGOと言われても
前に行かない)などの高度な躾けを受けたら
2歳頃に、視覚障害者の方とマッチングされ旅立ちます。

約10歳(寿命が12〜15歳です)頃になるとリタイア。
施設に戻るか、リタイヤのボランティアの方に引き取られ
人生を終えます。短く健気な人生です。

三浦先生の所のオルガ号、たしか今月で10歳です。
どうしたでしょうか? ちょっと気になります。
盲導犬オルガ


PR犬のコルク(雌)。結構匂いとか気になるタイプ。
1歳半との事ですが、完全に盲導犬の「規定」からは逸脱中。
でも、訓練の賜物である、障害物を避けるなどは
ちゃんと見せてくれました。
でも、ちょっと気を抜くと、こんな感じ


さらにほっておくと、
オルガも得意だった、大股飛行ポーズ。
これ、ラブラドールには楽な姿勢なんだろうか?

約40分のデモを終え、見学者はリタイヤ犬とパピーの
犬舎を見ることができます。
明日、パピーウォーカーへ生後58日の子供たちを
預ける日だそうです。12頭のちっこいのがいるとのこと。

リタイヤ犬に、もしかして「オルガ」?と思える黒い子が
いましたが、体も大きく元気でした。
早めに引退して、元気のあるウチに余生を楽しませるとのこと。
人間の定年退職と似たようなものです。

さてさて、パピー犬舎。
はじけんばかりの子犬たちが、走り回っていました。


うわーい、うわーい、うわわーい(どどどどー)



なになに、ひっぱるの?


おれの!わたちの!


んーん、んーん。

彼らは、明日ここを旅立ちます。
人間の愛情を沢山受け、人を好きになるために・・・。

コメント

_ ryujin ― 2008年09月28日 00時58分

題名に惹かれて来ました^^「盲導犬の里」初めて知りました。あ~あ、10年前だったら、一人で運転して行けたのに。。。検索して交通の便を調べて、行きたいです。視覚障害者の方の為に一生尽くしてくれる盲導犬。何時も感謝と蔭ながら、応援しています。

_ MOTO ― 2008年09月28日 10時27分

この施設、たしかまだ2年は経ってないと思います。
実は、某宗教の施設だったこともあり、いろいろ大変だった様子です。
神奈川にもオルガが訓練を受けた施設がありますが、ここの規模は
その土地の大きさや環境から、育成などの環境には優れているのでしょう。

お車、処分されてしまったのですよね。
富士宮からも交通手段がなく、タクシーくらいになるのかもしれません。
ウチの車、後ろの席が空いてましたから(;^_^A
もし次回行くことがあれば、お声でもお掛けしますわ(笑)。

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